私、テレビをほとんど見ません。
だから、丸岡いずみさんという女性のことも
まったく知らなかった!
最近、ご夫婦で出ているのを見た程度です。
ニュースキャスターだったんですね。
昨年彼女がラジオ番組に出ていて
そのときうつになったことを話していて
この本を読みたくなったのです。
私と年齢が近い女性でしたが
仕事を一生懸命頑張ったんですね。
それに、頭もいい人なので自分が
うつになるなんて信じたくなかった
その気持ち私も良く分かります
私だって、たぶんうつになっても
うつを認めたくないでしょう。
以前、知り合いのおばさんが
自分の娘がうつになって離婚したからって
「あなたもあの時うつだったのよ」
って私に言いました。
何の根拠もなく私を鬱だという
この女性に私が腹が立ちました。
顔色が悪かった
化粧をせず口紅をしていなかっただけです。
体調が悪かった
仕事で頑張っていた時期で疲れていたことは認めます
でも、だからって私にうつだったのよと
言われたときは腹が本当にたちました。
うつって言われてうれしい人はいない。
彼女自身もうつを認めたくなくて
心の病は自分で治すと思ったそうです。
薬も飲まなかったのね。
でも、最終的にはうつは脳の病気
だからちゃんと薬を飲みましょうと
書いてありました。
そして、今の旦那様と会ったことが
彼女の転機だったのですね
本当にやさしい男性と巡り合えて
良かったですね。
とても素敵な本でした。
私と同じ年齢の女性ががんばって
いることに涙が出そうになりました。