いままで通ってた教室がいきなり閉鎖になって、ちょっと離れた教室まで通うはめになった。

いい加減やめたいんだけどポイントが溜まってるので止めるに止められないという状況であります。
たまたまマンツーマンとなってしまった今日のお題は「日本人あるあるへんてこ英語」について。
ほら、一見、英語のようで日本でしか通じない、あるいは本来の意味とは違う意味で使われているカタカナ言葉ってあるじゃないですか。
I live in a mansion とか言って「どんだけ金持ちやねん!!」ってつっこまれたりするやつね。
あと、辞書や教科書とかにのってて日本人は良く使うんだけど実際のところ非常に不自然でネイティブスピーカーは使わない表現とかあるでしょ。
今日の講師は、こーゆー日本人がよくやらかす間違いを見逃さない・・・というかそーゆー間違いをおもしろがって必ずツッコミを入れる。
今日はそんなツッコミ満載のレッスンとなったわけです。
元はと言えばわたしがぎっくり腰になった話をしたせいなんだけど。
「I got a strained back last week」って言ったら、即「I strained my back last week」と訂正された。
文法的には間違ってないんだけど、不自然なんだろう。
でも辞書にそう書いてあったんだもん。
腰の調子はどう?って聞かれたんで「So so」って答えたら、ネイティブ・スピーカーがどれくらい「So so」って使うと思う?と聞いてくる。
あんまり使わないの?と聞くと「Almost never」だって。
日本人がよく使うのは辞書に「so so = まあまあ」って書いてあるからだけど、実際にはまあまあというよりnot goodに近いニュアンスでネガティブな感じがする表現だからよほどの事がないかぎり使わないんだと。同じ事を言うなら not good のほうを使うとのこと。
確かめてみた。
確かに辞書には「まあまあ 良くも悪くもない」って書いてある。
辞書、間違ってるやん!!
さらにぎっくり腰ネタからリハビリの話になった。
名古屋にはリハビリテーションセンター 通称リハセンという施設があって地下鉄の駅名にもなっている。
英語圏の人に I went to a rehabilitation center なんて言ったらえらくびっくりされるだろう。
英語で rehabilitation center といえば犯罪者や薬物依存症患者の更生施設。
正しくは physiotherapy center だそうです。
さらに腰に巻いてるのは corset ではなく girdle なんだそうで。
corset はもっと幅の広いタイプの物を指すとのこと。
スカーレット・オハラが女中さんにグイグイ閉めつけらてるやつのことなんやろな。(古っ)
肘や手首などにつけるのは supporter ではなく support だそうです。
ご存知のとおりsupporter はスポーツチームを応援するファンのこと。
もう、ややこしいな。
外来語作る時にはもうちょっと配慮があってもええんちゃう?
かえってややこしいやないか~い。
こーゆー話題になるたび思うんだけど、なんでこんな事になった?
まぁ外来語が本来の意味と違ってくるのはなんとなくわかる。
その言葉が伝わってから長い年月がたてばその国の中で独自の変化をとげ、次第に本来の意味と違ってくるってのは仕方ない。
ドイツやフランスから入ってきた外来語が英語圏の人に通じないのも仕方ない。
にしたって、辞書や教科書に実際には使われない表現が載ってるってのはどーよ?
そのほかマスコミとかベッドタウンとか(他にも色々あったけどすぐに思いつかん)一見英語から来たようで実はまったく意味のないカタカナ言葉を作っちゃうってのもどーよ?
そーゆーカタカナ言葉をジャパニーズ・イングリッシュって言ったら、英語には存在しない表現なんでそれはジャパニーズだって言われた。
確かにそーだ。
いったい誰が考えた!?
おかげで外来語をそのまま英語として使うとき、ついつい「Is this a correct English?」と聞く癖がついた。
余談ながらこの講師、RとLの発音を間違えると必ず嬉しそうな顔をしてツッコミを入れる。
「Miller」と言うと(言ったつもり)「Mirror?」って。
ペイサーズファンは Reggie Miller でRとLの発音を練習するとか、しないとか・・・