最近、やたらと良く聞く「歴女」という言葉。
歴史が好きというと決まって「今流行の歴女ですね」などと返される。
でも30数年前からの筋金入りの歴史好きにとって「今流行」って言われるのはなんか違和感あるし、そもそもなんで「女」限定?
そんでもってよくTVなどに出て来る「歴女」といわれる若い女性たちは、あきらかに自分とは違うオーラを放っている。
歴女=歴史が好きな女性 というならたしかにわたしはそのくくりにはいる。
でもやはりなんか違う気がする。
声を大にして言おう。
わたしは歴女ではない!
ただの歴史好きだ!!
歴女と言われることに対する違和感はどこからくるのか・・・
先日京都でバスに乗ってた時、若い男の子2人の会話が聞こえて来た。
「おれさー、新選組は結構好きなんだけどね・・・ でも○○さん(女の子の名前)みたいにはなれんなー」
それを聞いて、あ、そーゆーことなんだ、と思った。
歴史は好き、でも戦国武将に恋いこがれる今どきの女の子にはついて行けない。
わたし自身そんなこと思いもしなかったけど、世間一般では歴史っていうのはおっさんが好むものらしい。
歴史が好きな女性っていうのはちょっと変わってるってことで「歴女」という言葉が生まれたんだろーね。
でも、わたしの中の歴史好きな部分は、かなりおっさんくさいんだと思う。
歴女とは話しが合いそうにもないけど、おっさん相手なら歴史の話しも弾みそう。(笑)