４月も早いもので、もう半ばですね。
みなさまお、引き続きお忙しい日々をお送りと思いますが、体調に気を付けてお過ごしくださいネ。
前回、お知らせをさせて頂きました３月３１日の
『 夜エクスプレス 』 アンカー全員集合を見て下さいましたでしょうか。
皆で新年度相場の見通しをさせて頂きました。
私は、今年３か月の振り返りとしては、日経平均は２万円に近付いては遠のくを繰り返し、
トランプ政策への期待と不安が交錯していて、方向感が読めない３か月だったとし、
ここから３か月は、円高・株安に動くと、見通しを話しました。
年末のアンカー勢揃いの際にも『 扉が開いた 』と話しましたが、
格差の広がりをきっかけに、世界はグローバリズムとナショナリズムの対決で、揺らぎ始めました。
今はグローバリズムの修正までの移行期にあたり、この扉は開いたばかり。
トランプ政策への疑問。
また、テロなどが起こって風が吹けば、
フランス大統領選で、
隠れトランプのような、隠れルペンが出てくるかも知れず、
現在はとても脆く、不安定で、まだ混乱がありうるという見方を話しました。。
そして、４月に入って、円高・株安に。。
先週木曜日の夜エクスプレスに、愛知淑徳大学の真田教授が、ゲストでご出演下さり、
地政学リスクをテーマに色々とお話をして頂き、
アメリカはまずシリアを攻撃するだろうと指摘されておりました。
翌朝、その通りに、トランプアメリカ大統領は、シリアにミサイル攻撃をし、
続いて、朝鮮半島沖に空母を派遣しました。
トランプ氏は、何がしたいのか。。。
一昨日の夜、お風呂でぼんやり考えていて浮かんだことは、
北朝鮮へのプレッシャーかと一見みえるアクションは、
それだけでなく、実は中国と日本にも向けられているのでは。。
自身の支持率をさらに持ち直させるために。。
きのう、大引けを挟んでお送りする番組「 WRAP TODAY 」の為替リポートの中で、
今回のアメリカの行動は、安保を交渉カードに使い、
為替報告書や日米経済対話などで結構驚くことを要求してくるのでは、
そして、さらに為替が円高に振れるのではないかと懸念している、、と、
お話させてもらいました。。
今夜９時からの「 夜エクスプレス」 では、低下するアメリカの長期金利とともに、
そのあたりにも注目していければと思っています。
是非、ご覧ください。
宜しくお願い致します。