国内最大の投資信託である「グローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)」が12月、6年10カ月ぶりに資金流出に転じた。外債で運用し分配金を毎月出す点が個人投資家の人気を集めてきたが、類似の商品も増えている。個人の関心は毎月分配型のなかで、株式などで運用する商品に広がってきた。

 グロソブは国際投信投資顧問が運用し、運用残高は現在5兆6000億円。契約者数は137万人とほぼ沖縄県の人口に匹敵している。2001年後半からデフレ色が強まるなか、預貯金に代わる運用先として個人の投資資金を呼び込んできた。02年以降は毎月200億―1000億円超の資金が流入、05年8月のピーク時には公募株式投信全体の残高の14%を占めたこともある。今年9月から流入ペースが鈍化、今月は月間解約額が設定額を225億円ほど上回った。(07:01)--日経
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