北条時宗が祀られている鎌倉円覚寺
北条時宗が蒙古襲来の文永、弘安の役で戦死した兵を弔い
時宗自らの祈祷所として建立された。
広大な敷地の山寺である。
12月のはじめもう紅葉は終わっていたが、しっとりとした
趣と、全てを包み込んでくれる安心感。
アップダウンの階段の上り下りも疲れを感じさせなかった。
森林浴の効果あり かな?
臨済宗の大本山で、時宗は禅を精神的な拠り所としていて
民衆にも広めた。
現在でも一般参加の座禅会が開かれているそうです。
迫力の三門。小説にもでてくる。
梅、サザンカ、ミカン、蹲、苔。
バランスよく整えられた畳み一畳位の箱庭。
2ひきが重なっている。
カワセミが飛び立とうとしている。
カメラマンのシャッターチャンス・・・
もみじが落ち時々風に舞う。
鎌倉時代戦国の世。権力者は何を考えていたのか?
あと付けの歴史観からは、うかがい知れないことが多々ある。
少なくとも日々「民」のことを思い、天下泰平を望んでいたであろう。
権力の誇示だけでは歴史に名を残せないと思う。
若くてこの世を去った時宗公に思いを馳せ歴史に浸った。
「温故知新」いい旅でした。
北鎌倉またすぐにでも訪ねたい!!