
ダブル~辞書によると、"二重。2倍。また、同じ物事が二つ重なること"とある。
ずっと不思議だったことがある。
お好み焼き屋の壁のメニューには、
そば肉玉S(シングル)、そば肉玉W(ダブル)と書いてある。
確かにシングル(Single)は略してSだけど、ダブル(Double)の略はDなのではないのか?
しかし、Wで意味は100%通じている。
この場合、そばが2玉入っているという意味だ。
こういう表記は曲のタイトルや歌詞ではよく出てくる。
4UでFor YouとかCome OnをCom Onとか。
B系な感じだね、これ。
しかし、子供の頃からお好み焼き屋では使われていたから、
元祖はお好み焼きかも!?
なぜ急にそんなことを思い出したのかというと、
ゴールデンウィークに経験したお好み体験が、
ダブルの真の意味を考えさせてくれたくれたからだ。
この画像のお好み焼きは、そばだけがダブルなのではなく、
キャベツも肉も玉子も、何もかもダブルなのだった。
鉄板のあるテーブル席だったのだが、店員さんがシャベルみたいのに載せて慎重に運んできてくれた時には周りから歓声が上がったものだ。
小山のようだ。まさにDouble Decker(2階建バス)だ。
1050円だったので、価格的にみてもシングル2枚よりは安上がり。
しかし、この量はキツかった。
広島人の面子に賭けて、残すまいと冷や汗かきながら食べたよ。
暑い日のまっ昼間だったのに。
そう、お好み焼きを残すという行為は県民の恥、プライドが許さないのだ。
丁度、私と差し向いに座っていたのが、
北海道から来ていた友人だったので、彼をガッカリさせまいと、
ことさら奮闘した。
虚勢を張って涼しい顔を作った…つもり。
食べ終わりが最後もイヤだ。
5時間目の給食みたいで。
口の中の皮がベロンベロンに剥けたよ、熱々だから。
箸や皿を使うなんて、お好み焼き原理主義者には論外なのだ。
鉄板から直にヘラを使ってガツガツ食うのが、
お好み焼きの唯一正しい食べ方なのだ。
後先考えずに、痩せても無いのに、痩せ我慢。
直後にステージで演奏だったんだけど(これがその日の本編)、
正直ハングリーでは望めず、コーラスの時、具の逆流を堪えながら、
ゼイゼイヒイヒイ言って、アップアップですよ、もう。
満腹ではナニするにもキツいね。
反省はしてるが、また同じ情況に陥れば無理をするだろう、きっと。
そうなのだ、このお好み焼きリアルダブルは、
プライドもダブルに要求されるのだった。
この際、WかDかなんて些細な問題だったね、こりゃ。
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