81 室内環境 | NPO住まいの寺子屋

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 後日に扱う健康住宅の中でも詳しく説明しますが、昨今の住宅は特別意図しなくても気密性が高く、石油化学系の建材がたくさん使われていることが多いようです。そのため、化学物質が室内に充満してしまい、その中で生活していたことがシックハウスの原因だといわれています。かつては気密性など考えず、隙間だらけの家が多かったので、換気という問題は意識する必要がありませんでした。

しかし、今日のように密閉した部屋で暮らす住環境では、換気について考えることが家づくりのポイントになります。たとえば冬場は暖房を使うため、窓を閉め切りがちになるので換気が必要になります。とくに寝室には注意してください。

寝室以外の部屋ですと、人の出入りする際のドアの開閉や、他の部屋とつながっていて自然と換気作用が働いていることが多いでしょう。しかし寝室は、およそ8時間近くも閉め切った部屋でじっと動かない状態になります。ですからCO2濃度もVOC(建材から出る化学物質)濃度も高い部屋で長く過ごすことになってしまうのです。

そこで計画的な換気が必要になってくるというわけです。私がよく使う簡易な換気方法を図1で紹介します。他にもいろいろな方法がありますが、私が経済的で効率的だと思う方法の一つですので、参考にしてください。


断熱換気について

 断熱にはいろいろな工法がありますが、注意を要する点は壁体内結露の可能性とその後の結露水の処理です。結露しないとはっきりと約束できるものではありません。ですから結露水を速やかに放出するような作り方を考えるほうがよいと思います。熱貫流抵抗(K値)を競うより重大なことです。


基本的な考え方

・ファンによる計画換気がなければ不健康な家というわけではない

・しっかりした断熱をしたいが、現状の工法では壁体内結露の心配がある。

外断熱で、壁体通気をとれるものがいい。






換気

居室の換気は、給気口をとり洗面トイレの換気扇から適切に排気する

・寝室については、音の問題もあり、個別に開閉式強制換気を設けることとし、出入り口ドアのアンダーカットはしない、という方法もある。


通気

断熱材の外側に、外壁部で20mm程度、屋根面で30mm程度の通気層をとり、万一結露が出る状態になってもスムーズに排出されるようになっている。

・高低差による煙突効果のため、自然に換気される。




私が最近計画した住宅モデルです(図2)。いろいろな可能性があります。これがすべてではありません。地域によりそれぞれ考え方も違います。こだわりすぎても結果になかなか結び付きません。最近は過剰設計、過剰設備の家が多いように感じます。合理的でローコストな方法を検討しましょう。


断熱

閉口部はすべてペアガラス(Lo-eガラス)の高性能断熱サッシにしましょう。



さて、住まいの寺子屋の小冊子が、

ようやくできました。

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