ヨーロッパでは当たり前。英国ではジョージアンスタイル300年。ビクトリアスタイル200年。こんなに古い家が中古市場で高値流通しています。欧州各国ともそういう状況です。
日本では築20年過ぎると建物の評価は1/10になってしまいます。築30年以上になると解体費用分更地よりも価格が下がります。
日本にも古い家はあります。農家や宿場町には200年~300年の家もあります。工夫して使われています。この家を今の普通の生活ができるように再生改修すると新築並みにお金がかかったりする。もちろん「どこまでやるか」ですが。移築も可能だがその場合さらに解体運搬の費用が上乗せされる。結局新築費用+5~600万円です。その家の状況によって費用も変わってくる。
かつて30年以上前、旧建設省のプロジェクトC・H・S(センチュリーハウジングシステム)プロジェクトがあった。100年住宅構想です。
基礎はコンクリート部分ではベタギソで鉄筋の爆裂がなければ60年以上は大丈夫。木部は白蟻・腐敗菌の対策を講じれば60年以上は大丈夫。ここで要注意。合板や集成材はだめですよ。糊貼りはだめです。サッシは結露をよばないこと。今では高断熱型サッシでどうやら大丈夫。障子はともかく枠のほうは60年以上もつこと前提ですね。バルコニーは傷みやすいところですので、4本柱で躯体を別にしたものにする。水切りなど板金は今ではガルバリウムが使われますがやはりステンレス、銅、アルミといった金属にかえればOKでしょう。本音は板金なしでうまく雨仕舞できればいいのですが。シールとかコーキングはだめですね。硬化したらやり直せるようにすることですね。あと設備配管系ですが。VP管で錆びにくいですが、紫外線で劣化しやすいので、取替が可能なように配管スペースをとって納めることですね。配線も同様ですね。
こうやれば、あとは黙っていても100年住宅!
あとはそうですね、内装でクロスや化粧合板は10~15年ごとにやり直すのが前提。左官塗や無垢の床材であれば色が変わってもそれでよければOKです。
断熱材、ルーフィング等は劣化腐食のしないもの。繊維系より固体系にするとか、後日内装側からやり直しできるものがいいですね。
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