各自治体の公民館を避難所に!
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5361)
本日のテーマ 「各自治体の公民館を避難所に!」
前回のブログの、「新温泉町の西村銀三町長へご提案」では、
災害が起きてから避難所を用意するのではなく、
即、避難所にも使える建物を備えておくのです。
と申しました。
その策とは、公民館を避難所に仕立て上げておくのです。
即使える被災者の受け皿。
いかなる自治体にも公民館などの集会所はあるはず。
腐らず100年・200年でも耐えられる建物を備える。
相当大きな地震にも壊れない耐震性を持った建物を備える。
これらは、できます。
基礎から壁内まで家全体が乾いているから、叶うのです。
神社仏閣が、なぜ長持ちしているか?
それは乾いているからですね。
さらに、この話。
床下に“夏の熱”を残せる仕掛け。
この床下効果は、思う以上にスゴイですよ。
この工法で公民館を建てた場合、
使用頻度が低くても、冬室温15℃ぐらいは確保できるでしょう。
すると“冷え冷え”の体育館より数段良いと思うのです。
さらに24時間換気(熱交換型)を備えています。
仮にインフルエンザ・コロナにかかった人がいたとしても、
排気口の近くに留まってもらえば感染は防げるでしょう。
またアトピー・ぜんそく・鼻炎・花粉症の人達、
湿度60%以下ですので症状の悪化は避けられるでしょう。
ひょっとすると自宅よりも症状は良くなるかも!?
体調・健康管理がしやすい住環境が整った建物。
これだと多くの人が救われると思うのです。
さらに室内にカビ臭さはありません。
押し入れの布団など、湿っぽさ、カビ臭さはありません。
また場所を取る布団・毛布などの収納は屋根裏に収めることが可能。
災害大国日本。
「あそこなら大丈夫!」
を時間はかかるでしょうが、
一つずつ備えていくべきではないでしょうか?
被災された人達を、少しでも条件のいい建物で過ごしてもらう。
そして、この仕掛けを全国津々浦々まで!
悲惨な状況を少しでも緩和、減少させていく。
11月25日の読売新聞。
総理大臣、県知事さん、市長さん、いかがでしょうか?
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
女性の方に、この本をプレゼント。
学んでみませんか?
申込み先
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5361