イッコ前のブログで書いた年末年始のストレスについて

記しておこうと思う。

 

 

年末に次男babyお別れのため愛知に行く時も

あまり乗り気じゃなかったダンナくん。

ワタシが行きたいと言い出したのもあって

往路は自分で運転した。

運転に集中したおかげで

悲しい方面へ思考が流れず助かった。

 

火葬までの間 お嫁ちゃんはbabyの眠る箱を

片時も離さなかった。

離さないもんだから 膝の上に箱を置いたまま

朝御飯代わりのメロンパンを車の中でほおばっていた。

想像以上に笑顔も出たりして こちらのキモチも緩んでいた。

 

 

 

火葬も終わり帰途についたのだが

次男の車も同じ方向だったらしく ずっと後ろを走ってる。


さきほどのキモチの緩みと

息子にはとにかく何か食べさせたい欲求により

「一緒にお昼ごはん食べないか」とお誘い電話。

 

電話の向こうでごにょごにょ相談するふたり。

結局のところ「今日は帰るわ」って返答やってんけど

家に着いてからラインが届いた。

「もう少し経って元気に会話できるようになってから

一緒に食事をしたい。せっかく来てくれたのに申し訳なかった」

というお嫁ちゃんの言葉を伝えてきた。

 

 

 

 

だよね。

つい見たままの笑顔に安堵してしまったけど

我が子をなくしてすぐのお嫁ちゃんを気遣えず

深く反省のワタシだったのです。

 

次男は家族ラインではなくワタシにだけ知らせてきたので

相変わらずダンナくんは

「思ったより元気そうでよかったなあ~」と能天気。

「そうではないよ」と軽く否定しておきましたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうして迎えた新年。

喪中。

 

いつもは一番におめでとうと家族ラインに発信するワタシ。

今年はおとなしく次男の出方をうかがっていた。

 

 

すると ダンナくんからの

「あけましておめでとう」という赤々とした

たいそうめでたそうなスタンプが一番乗り。

 

直後にワタシは上書き保存的に

「よろしくお願いします」の地味スタンプ。

 

それに対して次男は文字無しぺこりスタンプ。

 

最後に長男がよろしくコメント。

 

 

 

常識がないってこういうこと?

なにがめでたい?

腹が立つやら悲しいやら。

 

ひとつの命が消えたのに。

 

とてもイライラしながら眠った元日。

起きても気分は晴れない。

お節もないし 初詣も行かないし。

 

元日の夜も 次男がラインでぽつりぽつりと漏らす

言葉が辛くてグズグズ泣いていた。

 

当の次男は 漫画家の竹内文香さんのYouTube動画に

いたく共感している模様。

生まれてこられなかった命や 生まれてくる前のお空の様子を

幼い子供が語っている動画なんやけど。

ダンナくんがめっちゃ喜びそうな内容やん。

 


 

 

 

 

翌1月2日は実家で長男と顔合わせたので

ふたりだけになった時に

あのスタンプはどうかと思うと言うと

同じように考えていたようで

そこでさんざん発散したさ。

 

長男に至っては「父上は大丈夫なのか?」と

常識面と精神面両方の心配をしていた。

やさしいな あんた。

わたしゃ怒りと悲しみしか感じんかったぞ。

 

昨夜泣き寝入りでちょっと瞼が腫れてたけど

だれもそれを指摘しなかったなあ…

元々こんな顔だと思われていたかも疑惑。

 

 

 

 

少し時間が経ったおかげで

まあまあ冷静に振り返ってるワタシを褒めてあげたい。

 

もし実家へ行った時に母に「あけましておめでとう」の

挨拶してたら マジぶち切れてたやろうなあ。

 

今回知ったこと。

こういう場合はお香典とかじゃなくお見舞いなんやって。

 

 

 

 

 

 

 

長男から聞く次男夫婦の話はワタシの知らないことばかり。

例えば今回babyに付けた名前の由来とか

結婚式したいと考えてるとか。

 

次男夫婦 長男&彼女が4人で過ごした秋のある日の

楽しそうな様子をのぞき見させてもらい幸せな気分に。

 

長男と彼女はアカチャンホンポに行って

こんなもの着せたい あんなもの贈ろうかと

babyの誕生をとても楽しみに待っていたそうだ。

 

こんなにもみんなで待ち焦がれていたのに…

 

 

 

 

待ってるからね。また来てね。

 

 


去年の次男 ダメダメやん。

今回のことでグンと成長した気がする。

 

そしてこの時書いてた 母のお友達の肺がん新人さん

治療が思わしくなくて母がとても心を痛めている。