私とクチョロ川の出会い | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

釧路川は、釧路湿原の中を流れていて、水源から海まで、ダムがない

自然の宝庫と言われている、この北海道の中でも、実に珍しいネイティブさを

残している川として有名な、正に、名実共の一級河川の釧路川ですが

湿原の中に流れている川と言えば、釧路川ぐらいしか知らない十勝を中心に

活動をしていた私のような、釧路の事は知らない者が、無防備のままで

いきなり、クチョロ川と言われたら、えぇぇぇっ、チョロですかぁ?

それって釧路川の間違いじゃないんですかと、聞きたくなる衝動に

駆られつつも、釧路の方が、それはもう、真剣な顔をして、冗談を言っている

素振りでも、口振りでもないので、実際に、そんな名前の川があるんだな~と

頭の中では納得しつつも、どのような川なのか、チョロでしょ、プププッ

ならば名前からして、チョロチョロ流れる小川のイメージとなってしまい

その流れを想像する度に、なぜか笑いが沸き出してしまい、ププププッと

実際に、そのクチョロ川を、この目で見るまでは、そのイメージを頭の中から

払拭する事が出来ないと感じましたので、まずは手っ取り早く、クチョロ

プププッ川を探すために、地図を元にしたバーチャルな旅に出る事にしました。

Yahooの検索窓に、クチョロ川と打ち込んで、検索ボタンを ポチッ!

イメージ 1
プププッ、ないじゃん!

あららららっ、最初から

躓いてしまい、ドテッと

転んでしまいました。

気を取り直し、釧路と入れ

再び、検索ボタンをポチリンコ!砂時計になる間もなく、サッと表示されて

イメージ 2
スライドレバーを下に動かし

スクロールしましたが

ありゃりゃりゃ~

なんにも情報がない。




釧路川に同期した記事に、クチョロ川の文字を発見しましたが

カヌーが主のホームページらしく、目的のクチョロ、プププ川には

辿り着けそうにもないので、こんな時に、とても頼りになるのが

日本国を隅々まで知り尽くしているエキスパート達が集う、国土地理院

その国土地理院の地図に頼るのが一番だと考えて、早速、アクセス

お邪魔します、地図を見せてくださいと、検索窓に、クチョロ、プププッ川と

打ち込んで、リターンキーをポチッ!オウマイゴッ!こんなにあるのみたいに

候補がズラズラと並べられていて、えっ!肝心のクチョロ、プププッ川が

ないじゃん、でもっ、この、クチョロ、プププッ川の前に、カン、もとい、ポンと

書いてある、ポンクチョロ川が、地域的に怪しいので、言ってみることに・・・

ポチッ!パッ!と現れた釧路市の北側の郊外だろう地図が表示されて

イメージ 3
道端に立てられている

不動産屋の新築住宅の

モデルハウス展示場までの

道程を示している旗印かと

思ってしまう青い旗ですね。

ほうほう、ふむふむ、むむむっ、なるほど~、へぇ~っ、漢字で書くと

こんな漢字で書くんだ~、知らなかったぜヘィベーと、独り言を呟く・・・・

久著呂(クチョロ)川、あったぁ~、流石、日本国を知り尽くしている

国土地理院ですね、凄い凄いと、感動してしまいました。

河口に砂が貯まりすぎるんですけど~と、嘆いていたあの方の

悩みの種は、地図を見れば一目瞭然、防災の為なのであろうが

河川の直線化が著しく行われていて、如何にも自然をいじくり回して

そのツケが巡り巡って、大量の砂の堆積となり、想定外の余計な国家予算を

使わなくてはならなくなったのか、まるで手に取るようにわかるだろう

国土地理院の詳細で、正確な地図に感動した私です。

衛星画像のグーグルアースでは分からない部分まで、しっかりと地図に書かれ

モロッコ、もとい、ノロッコ号も停車する釧路湿原駅の向こうにある

久著呂(クチョロ)川と、釧路川の合流地点も丸見えですねぇ。

合流点って、魚が沢山釣れそうなイメージが、今でも強く残っていますが

実際は、合流地点は川底が荒れやすいので、住み着いている固定化された

魚は、あまりいなくて、むしろ、その上流や、下流域の方が釣れるのが

実際に、合流地点を中心に、釣行をしてみると良くわかると思います。

って、クチョロ川を見なくても、笑いの壺から抜け出せたので良かったです。

おわり