　こんばんはー

　ツイッターにも書いたのだけれど、今晩はルーンの意味一覧やらタロットカードの意味一覧を作ってるよん

　ルーンの本は一冊しか持ってなくて意味が調べづらかったので、ページ数も手書きで振ったという

　しかしよくよく見たら巻末に一覧あったｗｗｗ

　よく見ろよという話だけど、見やすいからまぁこれはこれでいい！　意味がないわけじゃないんだ

　おっちょこちょいさが出てるね、うん

　さて今日はもはやタロット関係なく、オリジナルの小説をちょっと載せてみようと思う(｀・ω・´)

　ツイッターで占いたいなーって言ってた自作小説キャラの女の子の話だよ

　前に書いたデータが消えたから、キャラ設定だけ活かして書き直したという（笑)

―――

　彼女――橘芽衣は夕暮れの商店街を一人、歩いていた。

　芽衣の住む商店街の入り口には大きなクリスマスツリーが飾られていて、赤い丸々とした飾りがたくさんつるされている。

「もうすぐクリスマスだね！」

　ツリーを見て微笑みながら、白い息と共に呟く。

　芽衣のハシバミ色の髪は背中を隠してしまうほどに長く、歩くのに合わせてふわふわと揺れている。垂れた目が印象的で、優しく穏やかな雰囲気を纏う二十四歳の女性、それが芽衣だった。

(新しい本出てるかなぁ？　見に行かなくっちゃっ)

　浮足立った様子で足早に本屋さんに向かう。すると。

「きゃっ」

「おっと」

　小説に書かれるお約束のように、誰かとぶつかってしまう始末。

「ごめんな……っ」

　芽衣は笑顔で謝ろうとして、けれどこわばった表情で言いかけてやめてしまった。何故かというと。

「大丈夫か？　すまんな、前を見てなくて」

　目の前に立っていたのは、自分よりもとても背が高くガタイの良い男性だった。芽衣の表情は引きつってしまう。

(男の人、怖い……)

　芽衣は昔から極度の男性恐怖症を抱えていた。触れただけで鳥肌が立ってしまうほどの物なので、電車で出かけると体調が悪くなることも多い。

(あれ？　今日は鳥肌が立ってないです……？)

　そのことに気づいて、芽衣はぶつかってしまった男性を見上げる。すると心配そうに芽衣を見つめている少し年上の男性の姿があった。

「どうした？　体調が悪いのか？」

「……いえ、大丈夫です。心配してくださってありがとうございます」

　芽衣はぺこり、とお辞儀をする。

　男性は安心させるかのように、ほがらかに笑った。その笑顔はどうしてか芽衣の心を弾ませる。

「俺は藤堂英明。もし良かったら休憩がてらスタブにでも行くか？　奢るぞ」

　自然に手を差し出されてしまい、思わずその手を掴んでしまう。

「え？！　え？！　えっと、はい！！　行きます！！」

「ぷっ。なんだよその返事。動揺してるのか？」

　(こっちは人生で初めて幼馴染以外の男の人の手を触ったんですよ？！　動揺しないわけないじゃないですか、バカ)

　英明はそんなことを知らないだろうけれど、ついつい手を握り込んでしまう。

　頬が勝手に赤くなってしまい、それを隠したくてつい生意気な口調で返してしまった。

「むっ、してて悪いですか！？」

「悪くねぇよ。じゃあ行くか」

　ニヤニヤと意地悪な表情を浮かべて、けれども優しく手を引いてくれる英明。つないだ手のぬくもりはどうしてか心地良すぎて、困ってしまう。

「……そういや名前はなんて言うんだ？」

「橘芽衣ですよ、英明さん」

「芽衣、ね。じゃあ行くか、芽衣」

(この人、やたら手馴れてませんか？　うう、でも、まずいです)

　芽衣は人生初の恋心に振り回される予感がした。

(私、死んじゃうかもしれません！　どうしたらいいですか？！)

―――

　気が向いたときに続きを更新すると思う（ひどすぎる

　小説は趣味程度でたまーに書くのが一番だなぁ(〃∇〃)

　ちなみに今はなぜかKOKIAさんの『Follow the Nightingale』を聞きながら書いてるっていう

　KOKIAさんの民族調っぽい所と独特な幻想的世界観がすごく好きなのよね

じゃあ今日はこんなところで

いつも読んでくれてありがとう

みんながよい週末を過ごせるように願ってるよ☆

じゃあまたねー(@^^)/~~~

夢×本屋さん×恋＝未来(仮) プロローグ ーオリジナル小説ー

夢×本屋さん×恋＝未来(仮)　プロローグ　ーオリジナル小説ー