【重め長め】「香月彩緒」の過去 | 「THE自由人」のタロットのやり方!

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ーー私は自分の一生、自分の存在、全てをかけて「あなた」という人を愛したい。

それが出来なかったとしても、努力をし続けなければならない。

 

そのために今、私には何が出来るのだろう。

そのために今、私は「あなた」に何をしてあげられるのだろう。

 

 

私はとても弱い「人間」だ。

二十年間、ずっと逃げてきた。

自分の心から、自分の人生から。

 

「自分の人生を生きてきた」なんて全く言えない。

親の言いなりになり、時には幼稚な反抗をして、自分の気持ちからも逃げ、「全てを諦めること」を選択した

 

苦しかった。

悲しかった。

辛かった。

 

その選択の結果は、深い後悔にしかならなかった。

今でも思い返すと、当時の事を思い出して涙があふれて止まらなくなる。

 

「立ち向かうこと」は苦しいことだ。

けれど「全てを諦めた」人間は、幸せになんてなれないのだ。

「諦めた」後悔が降り積もって、鎖のように自分自身を縛り付けるから。

 

 

私の親は共働きで、小さい頃はずっと寂しかった。

大人しくて自分の意見を言うこともなかったしね。いつも絵本を読んでた。

だから私はとても寂しがり屋で、愛されたい、認められたいが強い人間なんだと思う。

 

 

そんな私は自分の事が心の底から「大嫌い」だった。

約二十年間、毎日、起きている間はずっと自分自身に「呪い」をかけていた。

 

「こんな自分なんか死んでしまえばいいのに!!」

「私よりももっとすごいことが出来る人が生きられるなら、寿命をあげたい」

 

いつもそんなことばかり考えていたよ。

早く死にたいと考えながら、でも自殺するには痛みが伴う。

痛みからも私は逃げた。

 

どうしようもない、意気地なしだった。

それがまた自分への憎しみにつながっていく。

 

 

私には本当の意味での「友だち」は一人もいなかった。

頑張って友だちを作っても、みんな転校して私の元から去っていく。

私が「友だち」だと思っていても。

一緒に遊びに行った事も、学校帰りに一緒に帰ったり、寄り道をして遊んだこともほとんどない私はみんなにとって「友だち」ではなかったんだ。

ただの「クラスメート」だった。

大学生になっても、本当の意味での「友だち」は出来なかった。

本人のいないところで悪口を言い合う、ギスギスとした関係。

「友だち」という単語が、私にはトラウマになった。

 

 

学校ではほとんど空気のようなもので、塾でもいじめられた。

大好きだった歌を調子に乗って歌ったのが間違いだった。

毎回歌うように強要され、歌うことが苦痛に変わった。

 

 

そんな私は大学生になって少し変わろうとした。

引っ込み思案で自分から話しかけられなくて、目も合わせられない自分を、社交的な自分にした。

ツイキャスも始めて、歌ったり、会話が出来るようにちょっとずつ自分を変えていこうとしたの。

ずっとしたかった、憧れのあった「恋愛」を出来るようにするために、ね。

自分から告白をして振られる、という経験もした(笑

 

 

けれどその「恋愛」もまた苦痛と悲しみに溢れていた。

私自身の心の弱さ、そして人間への恐怖や不信感からどうしても近くの人と恋愛が出来なくて、遠距離の人ばかりと恋愛をしたのね。

でも寂しがり屋で愛されたかった私は、会えない寂しさで毎日泣いてた。

それを見てる彼氏もそれに耐えられなくなって別れちゃったり。

 

そして「恋愛」でもやりたかったことを全部諦めたのよね。

一緒にいることも、手をつなぐことも、出来なくてもいいやって。

そうすることでまた苦しくなるんだけどね(笑

 

そんなどうしようもない恋愛を何度かして、恋愛でも傷つくことばっかりになってしまって、恋愛することが怖くなって。

男性恐怖症や人間不信になったり、人間嫌いが悪化したりもした。

 

 

最初は今の社交的な自分も、「弱い自分」を隠すための鎧のようなものだった。

「弱い自分」を傷つけられないように、傷つけられないために本心を悟られないように。

男女関係なく人に愛されたかったのと、自分がこういう人間になりたいと思ったから、今みたいな性格にしたのよね。

 

 

――そんな私が大きく変わったのは、2017年5月のGW。

「タロット」に出会ったこと

 

 

元々占いは人並に好きではあったのだけれど、わざわざ占いをしてもらったことも、してもらうことに興味もなかったんだけどね。

 

「タロット」自体には昔からうっすら興味はあった。

小さい頃は「カードキャプターさくら」が大好きで、それの影響が大きいと思う。

 

社会人になってお金が稼げるようになったから、今まで諦めていた一つに手を伸ばした訳だ。

そしたらめちゃくちゃハマっちゃった(笑

今までの経験をすべて活かせるし、しかもそれが人の為になる。

自分がやりたかったことはこれなんだって気付かされて、今はもうこれしか見えないね。

 

わざわざ群馬から東京まで習いに通うくらい、今もだけど熱意はすごかったよね。

師匠のブログを読んでいて「この人に会わなければならない」って強く思ったから師匠の所に習いにいったのもある。

 

出会った師匠は自分のしたいように色々やっていて、すごく眩しかった。

憧れだった。

師匠のように自分から色々なことに挑戦したいって強く思ったんだ。

 

――もう、二度と諦めたくなかった。

挑戦しないで諦める人生より、挑戦してから諦めたい。

 

 

そんな今ならね、分かるの。

 

自分のことすら愛せない人間が、誰かを愛せる訳がなかったんだって。

自分自身を幸せに出来ていないのに、恋人を幸せになんて出来ない。

 

人間嫌いも、男性恐怖症も、人を心から愛していたからなったんだって。

それが愛が報われなかったから、傷つくことを恐れて拒絶する事しか出来なかった。

私の弱さの証。
 

いい顔をして、優しくする私が大嫌いだった。

誰にでもいいから認められたいと思う自分が汚く見えた。

本当の意味で優しくなりたかった。

 

 

そのことに気づいた今。

私は、愛したい。

人を心の底から。

 

自分が認められたいから愛するんじゃない!

誰かを救うために愛したい。

 

昔の私のように苦しんでいる人を救いたい。

手を差し伸べて、導きたい。

 

こんな私に優しくしてくれた人たちへの恩返しをしたい。

こんな私を愛してくれた人たちの優しさを無駄にしたくない。

 

人の為に生きることが出来るのなら、私は生きていてもいいんだと思える。

人を愛することで、自分を愛し続けたいんだと思う。

究極の自己愛だけどね(笑

 

 

自分の人生を全て人に捧げるくらいの勢いで「占い」をやりたい(笑

今となっては「占い」は私の全てで、私の一部なの。

 

今はそんなものが見つかって、毎日が楽しいし毎日やることがたくさん。

日々成長や気付きもあるしね。

そんな日々がとても愛おしくて、幸せ。

 

私は今、自分の人生を歩き始めたんだ!

 

 

【まとめ】

以前は大人しくて引っ込み思案でコミュ症だった。

友だちが出来なかったり、いじめられたり、遠距離恋愛をしたりで人間関係で苦しんでいて、人間不信や男性恐怖症になっていた。

諦めてばかりの人生だったけれど、今は自分の人生を歩き始めているよ!

そして人の為に「占い」をしていきたいな。

 

 

ーー私は自分の一生、自分の存在、全てをかけて「あなた」という人を愛したい。

それが出来なかったとしても、努力をし続けなければならない。

 

そのために今、私には何が出来るのだろう。

そのために今、私は「あなた」に何をしてあげられるのだろう。