家内がTemuを見つけて、娘のスリッパや傘など、あれこれと買っていたので、久しぶりにワタシもTemuを覗いてみることにした。最近、ネットでもTemuの話題が多くなっている。例によって、「中華製だから」と言う前置詞を付けて話したり、書いたりする方が多い。また、「【SHEIN・Temu】商品から「有害物質」続々検出で悲惨な状況…安価の代償に“がん”リスク」などという記事が、大手Yahoo!あたりで流されると、ちょっと不安ではある。韓国の関税庁が調べた結果との報告になっており、日本ではない。

 

NHKでもいい意味で、取り上げていたようだ。 批判的な意見は多い。模造品だの、健康阻害物質が入っているだの、対応が悪いだの、粗悪品が多いだの。ただ、「健康阻害物質」については、他国の基準と日本の基準が異なることもあるし(海外で販売されている化粧品が典型的)、一概に、「ダメ」とは言えないのも現実だ。そこは、「見分けて」購入するか、一番、いいのは「疑わしい」と思うなら、「手を出さない」事だ。ジブン自身に、ある程度の「許容力」がないと、こういった製品を購入はできなと思っている。

*米政府、SHEINとTemuの調査を開始か。窒息の危険がある安全基準を満たさない衣服を販売

*「どうなってんの?」NHK『おはよう日本』が中国通販サイトを大絶賛…商品は格安でも有害物質  

 「基準値238倍」の惨状(上記2つはYahoo!ニュース)

*中国発の超格安通販『SHEIN』『TEMU』に発がん性物質、購入は「自己責任」危険な商品を見極める

 方法(女性自身)

 

さて、今回、購入してみたのは、「通勤用の靴」、「おりたたみ傘」、「園芸用ハサミ」である(笑) 電子機器は購入していない。だいたい、想像できるのが、日本製とは異なり、靴の皮(合成皮革を含めて)が薄い・靴の底が剥がれやすい・靴の中敷き部分が異常に硬いので不快感がある。。。 などなどが想定内だ。また、「傘」に関しては、縫製が悪い(糸がほつれかけている・縫い目が揃っていない・縫い目が飛んでいる)、金属骨が開くとしっかりと伸びない、再度たたむと元通りにならない、塗装ムラがあるなどが想定内。園芸用ハサミに関しては、よく磨かれていない、開き(閉じ)が悪い、切れが思ったよりは悪い。。。 と言ったところか。

 

ワタシは上記を覚悟して(笑) 購入してみた。いろいろなクーポンのおかげで、全部で5,000円程度。靴3足と傘1本、園芸ハサミ1本である。包はすべてを梱包して1袋がヤマトで宅配されてきた。紳士靴1足は段ボールの箱に入っているが、運送途上で箱は潰れている。1足の紳士靴・運動靴は透明のジッパーが付いたビニール袋に入れてあるだけ(笑) モチロン、全ての靴は潰れないように、靴の中にスチロールの型が入っている。もしくは、ビニールのエアパックだ。これらの靴に、商品タグ等は付いていない。傘も同様。ビニール袋に入れ、把手部分はキズが付かないよう、ざら紙(Amazonで付いてくるあの茶色の紙)で巻いてあるだけ。園芸ハサミはエアキャップを巻いて、白いビニール封筒に入れてあった。さして、全部、問題はない。「梱包が荒い」とはワタシは思わない方だ。

 

通勤靴に関しては、総じて、皮革部分が薄い。日本製だと、このあたりはそこそこ硬いのだが(靴擦れ原因)、そんな硬さはない。ちょっとひ弱な感じのする合成皮革だ。また、高級感などはまったくない(笑) 実用的だ。そこは逆に気に入っている。

 

傘に関しては、特に問題はない。ボタン1つで開閉ができる形式のものだ。国内だと1,500円程度で販売されているだろう。園芸ハサミについても、同様で、使用前に関しては、まったく問題はない。

 

まぁ、すべて、「使ってみないとわからない」段階だが、納品された段階では問題はないと感じている。あくまでも、これは、ワタシの感覚で、細かく見れば、納品するのに、箱がないとか、製品自体にバリがあるなど些事にこだわったり、重箱の隅をつつくようだと問題を感じるヒトもいるかもしれない。靴の皮がペラペラだ、とかゴムの質感が悪いとかの類(たぐい)なら、ワタシは「そんなものだろう」との諦観もあり、許容範囲なのだ。なにしろ、逆の意味で、「日本製」ではないのだ。ある意味では、そういった日常使いに影響のないようなコダワリが、値段が高くなる要素なのだ。

 


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