引越し後の手続きなどをいろいろと残り、遅れてしまっている。「できるところから順次」としたいところなのだが、まずは「法的な手続き」は最優先事項だろうと思い、週末、行動を開始。まずは、「転居」・「転入届」で、「住民票」の書き換えからだ。
法的には、転出する日前からの届け出は可能だ。最近はインターネットでできると言われているが、意外にハードルが高いように感じた。ネックになるのが、やっぱり、「マイナンバーカード」なのだ。我が家は家族全員、マイナンバーカードは所持している。幼い娘もキチンと発行して持っている。
ネックとなったのは、「マイナポータル」だ。ヂツは内心、たかをくくっていて、「いつでもできるや〜」などと考えていたら、ワタシの持っている通常使いのスマホに「マイナポータル」のアプリがインストールできないのだ。「このスマホには対応していません」と表示されて、アプリさえインストールできない。そこで、Ferica対応のカードリーダーを利用すればいいのだが、何かメンドになって。。。 で、引越してしまった（爆）
さて、そんなことなので、週末にZ市の出張所に事前に電話をあっけて必要なものを確認してから向かう。週末とはいえ、幹線は渋滞気味。それでも、昼過ぎには到着し、手続きを開始する。「印鑑登録はされてますか？」当然、しているのだが、ワタシの印鑑登録書はダンボールの中。という説明をすると、「転出と同時に無効になるので、ご自宅でハサミを入れて、破棄してくださいね」と指導を受ける。家族全員の転出証明を「書類」で発行してもらう。電子処理だと、月曜日になるようだ。
途中、家内に頼まれて、米びつや床シートを購入し、転居先のS市の支所に向かう。場所はカーナビをみればわかるのだが、「支所」とはっきり書かれていないせいか、同じところを彷徨う。「これなら、歩いて来れる距離だから、いったん、自宅に戻ってから。。。」と決め、再び、徒歩で探す、GoogleMapで設定して歩いてみたら、移転していたようだ。でも、スグにわかる。16:00。週末の閉庁は17:00。さっそく、「転入届を提出したいのですが。。。」と受付で案内している婦人に話すと、用紙を渡され、記入していく。「ご家族はマイナンバーカードを発行されてましか？」と訊かれたので、「全員発行しています」と応える。「きょうは、ご家族は？」と訊かれるので、「息子はこの４月で就職したので、赴任先に持っていきました。家内と娘はいまは、でかけています」と正直に話す。「４桁の暗証番号と英字を含んだ暗証番号が必要ですが。。。」と訊かれたので、「大丈夫です」とハナシは進む。
「150番さ〜ん」と番号で呼ばれたので、窓口に向かう。「あの〜 奥様ですが、外国人の身分証明書の提示が必要です」と言われる。スマホで外国人の身分登録証明を見せると、「現物じゃないと駄目なんですよ〜」と言われる。それでも、番号等は書き取ってもらえた。「奥様は、いま、ご自宅ですか？」「いえ。連絡してみます」「こちらでどうぞ」と窓口をキープしたまま、電話をかけさせてもらえる。「あと10分でS駅に付着くよ」との応え。しばらくすると家内と娘がやってきた。
「在留カードを提出しないとダメなんだって。出して」と言うと、「家に置いてきたぁ」とあっけらかんと言う。「奥様。在留カードは必携ですよ。外出時も必ず、携帯してくださいね。おうちに帰って、持ってこられますか？」「はい。５分くらいで大丈夫かと思います」と家内はこたえる。そしてスグに自転車で自宅に向かう。見送って、窓口に戻ると、もう16;55分。娘が「メガネをかけたおばさんが、その住所じゃ、往復、5分じゃむりねぇ〜 10分はかかる、って言ってた」と教えてくれる。今日はもう無理か、とあきらめていたら、そのメガネをかけた女性職員が来て、「待ちますよ」と言ってくれた。既に、受付時から対応してくれた女性は臨時職員なのか姿は見えない。しばらくすると、17:05に家内が登場。メガネをかけた女性職員がスグに在留カードを確認し、「このカードも新しい住所を入力しますので、お預かりしますね」と。そういうことだったのか、と納得。
こうして、３0分延長して「マイナンバーカード」、「在留カード」など、転入処理を終える。マイナンバーカードは４桁、英数字を含んだものも全て、間違えることなく、息子以外を終了させることができた。息子はS市から、再度、転出し、勤務地で転入だ。息子の電話をかけて、連絡しておく。
それにしても、S市の職員の皆さんにはアタマが下がる思いだ。勤務時間を延長して、手続きを進めてもらった間も、助成金のハナシ、粗大ゴミの持ち込み処理のハナシなど、細かく説明しえくれた。とてもフレンドリーな印象。ちょっと、トラブルはあったが、転入届が受理された。
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