ここ最近、自治会・町内会の記事は「ゴミ集積所」のハナシが多い(笑) 我が自治会も「ゴミ集積所」の問題は何度かあった。

 

<参考サイト:読売新聞オンライン>

 

ごみ出し途中の死亡事故6件、危険な「ごみステーション」見直し検討…中央分離帯にあるケースも

 

①マンションに進入する道路の上にゴミ集積所があり、「マンションの敷地内」と

 思い込んでいたマンション住人の一部がマンション理事会の議題に上げ、我が

 自治会に集積所の場所を移すように要請してきた

②①と同じ集積所がZ市の「環境管理課」「Z市教育委員会」から、通学路の妨げ

 になっているので、歩道上に設置されている部分を撤去するよう指導を受けた

③高齢者が多い7班の班長から、「高齢者が指定の集積所までゴミを運ぶのは大変だ、 

 と言っている。狭い道路ではあるが、Z市のゴミ収集車の職員に回収をお願いでき

 ないか」との相談を受けた

④2班の班長から、通行人が毎回、「分別しないゴミを指定日でもないのに、ゴミ

 集積所に捨てていく。空き缶も入っている。なんとか防止する方法はないか」

⑤6班の班長から、「◯◯自治会で「リサイクルゴミ収集の日」にアルミ缶を出すと、

 回収直後に不審者が軽トラックに乗って、アルミ缶だけを持って行っている。追い

 かけたが、見失った」

⑥8班の班長から、一番奥の家は自治会に入っていないのに、ゴミを集積所に出して

 いる、以前は老婦人が掃除などもたまに行っていたが、亡くなってから、息子は

 ナニもしないで、そのままゴミを捨てている。一度、注意した方がいいか」

 

いずれも、ゴミ問題である。解決に導いたものも多いが、この記事の最後の方に、自治体である浜松市の回答がある。「集積所の移転には課題もある。浜松市では21年2月、道路の中央分離帯にある集積所近くで住民がはねられ、死亡する事故が起きた。地元町内会が集積所の移転を検討したが、近所の高齢者からは「遠くなると困る」との声もあり断念した。ごみ収集を管理する市南清掃事業所の担当者は「集積所の場所は自治会で決めてもらうしかない。長年使い慣れた場所の移転は難しい」と話している。」行政が、「自治会に依存しながらも、解決方法に手を貸さない」事例だ。

 

こういった、行政側の自治会側に対する「忖度」が、事故を発生させているのに、認識がない。行政側も「集積所」が事故の原因になっているのなら、それを分析し、逆に解決策を自治会に「提案する」ことくらいはできないのだろうか、とギモンに思ってしまう事例だ。Z市の事例では、①〜③の事例に対し、いろいろと「協力」と「提案」があって、解決に導くことが進んだ。③は途中で任期が切れたために継続できなかったが、「解決の糸口を示す」ことはしてくれていたと思う。

 

浜松市は防災ハンドブックなど、なかなかしっかりとした地方自治体だと思うのだが、机上書面だけではなく、しっかりと地に足の付いた活動支援をお願いしたいものだ。自治会・町内会は行政の役目の一部にスムーズな運営を担っているのだから。

 


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