日本で最も旧い週刊誌が「休刊」する。中には、「廃刊」と書いているサイトもあるので、朝日新聞出版のホームページで「お知らせ」を見たのだが、この報せは見つからなかった。例によって、調べ方が悪いのかもしれない。「週刊朝日」の特報でもないようだ(笑)

 

各著名人がこの「休刊」「廃刊」に関して、ジブンも絡んでいる方はいろいろと感想を書かれていて、批判的なご意見が多いようで、まさしく「朝日」的だ(笑) 体験談を含めて、いろいろとご批判があるようで、それに絡めて、「活字離れ」とか「記事のつまらなさ」を書かれている方が多い。

 

昔は、「電車に乗る前に週刊誌を買って、社内で読む」姿はありふれていた。そういうワタシ自身も、「週刊ポスト」が好きだった。なぜ、「週刊ポスト」だったのかはわからないが、グラビアの女性に惹かれていたのかもしれない。ただ、「週刊読売」「週刊文春」「週刊ポスト」「週刊新潮」「サンデー毎日」など、いろいろ個性や得意分野があって面白かった。「○○大学合格速報」などくだらないものもあるが、「話題性」では目の付け所がいいと思うし、「朝日」の「AERA」なども、一時期は時代を創ったものだと思っている。

 

ただ、いまはスマホの時代でスマホでいろいろなネタをその見ているヒトに合った思考方法で探せてしまうのは「雑誌」にとっては「苦しい時代」になったのだと思う。朝日の政権批判的ものの味方とか、「毎日」「読売」のように政権に寄り添いながらも「一言」的なものも、いまはスマホの中でそのヒトの嗜好で傾いた記事を選択して読むようになっている。

 

「トレンドづくり」ができなくなったことも大きいかもしれない。それだけ、「ペンのチカラ」は弱くなったのだろうし、「編集長」も傑物がいなくなって、サラリーマン化したのだろう。

 

なにはともあれ、「ひとつの時代は終わったなぁ」と感じた報道ではある。あの、週刊誌を漫画「ビッコミ」シリーズなどとともに、週イチ、KIOSKで購入していた時代が懐かしい。

 

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