山形県でもホテルのレストラン不適切な表示山形グランドホテルなど３ホテル行政処分視野に

阪急阪神ホテルズ・チェーンなどでホテルレストランの食材の不適切な表示が相次ぐ中、山形県内でも「山形グランドホテル」(山形新聞グループ山形市本町)山形国際ホテル(山形市香澄町)東京第一ホテル(阪神阪神ホテルズ・チェーン山形県米沢市中央)でメニュー表示と異なる食材を使っていたことが３１日分かったという。ホテル側は「業界の慣習だった」などと釈明をしているという。山形県は景品表示法に触れる恐れがあるとして行政処分など視野に入れて調査する方針という。山形グランドホテルは中華レストラン「桃花苑」とコーヒーショップ「ＣＯ・ＣＯ」などのメニュー１７品の表示が不適切。山形国際ホテルでは、芝エビと表示しながら、ブラックタイガーを使って料理を提供。東京第一ホテル(阪急阪神ホテルズ・チェーンの東京第一ホテル米沢では芝エビと表示したメニューでバナメイエビを使用。「本日入荷」と表記しながら、前日に入荷した魚を提供したとそれぞれ明らかにしたという。