今回も現在放送中のTVアニメネタです
今期夏アニメの大体の作品が1話放送された時点で前回一度、私が視聴しているアニメについての感想など書いたのですが
その時のブログ ↓
その記事を書いていた時点で私が未視聴だった作品や
2話・3話と回が進んだことで評価が変わってきた作品など
前回書いた内容から変わってきた部分もあるので、
またまた現時点でのお気に入りとして更新してまとめておきたいと思います
まずは前回の記事をまとめた時点でまだ未視聴で、
見始めてみたら「これは良さそうかも」って思った2作品
1つ目
『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと』
とりあえず公式のノンクレジットOP動画を見ればどんな雰囲気のアニメか一目瞭然!
このアニメは7月9日(日)の17:00から放送開始ということで
実は私が前回の夏アニメまとめ記事を書いてる時点ではまだ放送が始まってなくて
予約録画は入れてあったもののそのこともすっかり忘れていたので前回の記事ですっ飛ばしてしまいました
で、忘れてた録画を視聴してみたら
あまりのブッ飛び具合に1話だけで完全に持ってかれたw
1話で描かれていた、超ブラック企業で働く主人公アキラが極度の過重労働で完全に精神崩壊していく描写は、あまりにリアルでヤバ過ぎるけど
その最悪状況から比べればゾンビが蔓延して社会秩序が完全崩壊した世界の方がよっぽど人間らしく生きられて天国だ! という、
ブラック労働で精神崩壊していたからこそ見えてくるポジティブ思考の展開が、これまでのゾンビ物にはなかった斬新な設定で素直に感動
そんな斬新な物語の設定そのものに惹かれるうえに
ビジュアルの素晴らしさに圧倒されて画面に釘付けになる絵作りがとにかくサイコー!!
極彩色の色の使い方や
ここぞという見せ場での構図やカメラワークと演出
そしてクオリティ抜群の作画にいたるまで
これぞアニメだからこそ出来る表現と感じさせてくれて
現時点で放映済みの2話までの内容は文句のつけようがないです
そんな極上のアニメの制作会社は「BUG FILMS」
私は知らなかった会社なので調べてみたら
2021年に設立されたばかりの新しい会社で
今作が初めての元請作品でした
どおりで聞いたことなかったわけだ
初めての作品でこのクオリティって、、、
またとんでもないポテンシャルのスタジオが出現ですね
などなど
この先の展開が本当に楽しみな作品です
前回記事のときに未視聴だった2つ目の作品
『アンデッドガール・マーダーファルス』
このアニメは主役の声優が黒沢ともよさんということで
春アニメでは『スキップとローファー』で主役を演じたばかりで、夏アニメでもまた黒沢さんが主役C.V.をする作品という点で気にはなっていたものの
ジャンル的にミステリー物ということで、
私は個人的にミステリー作品には今ひとつ乗りきれないのでタイトル切りして未視聴だった作品でした
(ミステリー物って頭をフル回転させないとついていけないので、頭の回転の悪い私には合わないのです)
スンマセン、超個人的な話で
ところが前回の記事にコメントしてくださった方がお気に入りの作品ということでちょっと気になったので、追っ掛けで見始めました
独特の世界観と、会話劇のような部分もあるオリジナリティ溢れる作品
ミステリー物の好きな人には興味をそそられるアニメだと思います
まあ洞察力の無い私には現時点で放送されてる3話時点で推理展開の方にはまったくついて行けてないのですが
アニメのクオリティはこの作品もとても素晴らしいですね
良質なビジュアルのアニメで、それだけでも観ていて満足度が高い作品
ユーフォの黄前久美子役で8月に新作映画公開を控えている黒沢ともよさんの演技を、普通のアニメ以上にセリフの多い会話劇のような本作ではたっぷりと堪能できる、
という点でも今期注目のアニメのひとつと思います
以上の2作品は前回記事にした時には私自身が未視聴で
前回以降に追加で見始めたアニメ
ここからは前回取り上げた夏アニメで話数が進んでの個人的な印象です
1話時点から話数が進んで私自身の評価が上がったアニメは
『好きな子がめがねを忘れた』
これもPVよりOPアニメの方がイメージ伝わるかも ↓
1話の時点では、とにかくクセの強いビジュアルと
そしてラブコメだけど1話は大半が主人公の小村君のモノローグ主体でまとめられていたので
個人的には面白そうだけど今ひとつ的な印象
というのが正直なところでした
ところが2話以降でようやくヒロインの三重さんが大活躍(?w)するようになって
2話と3話はメッチャ面白くなってきた
個性の強いビジュアルはキープコンセプトだけど
3話くらいになるともう私も段々慣れてきましたwww
このアニメ、やはり三重さんの破壊力がハンパないのです
だから三重さんが小村くんに主体的に絡むようになった2話からが抜群に面白くなった
極度に近視の三重さんのゼロ距離攻撃と天然パワーが炸裂しまくり(爆)
絵の方は、
同じ「GoHands」作品の『デキ猫』と同様に超が付くほどの美麗作画だけど
背景やモブも含めてカットの中での絵の情報量が必要以上に多過ぎるように感じる(よく言えば細部まで緻密に絵を描いているということだけど)のと、
そして極端なローアングルや超広角レンズ歪み画角などの多用とか
とにかく個性の強い絵作りのアニメだけど
もう私はこういう演出方針のアニメだということで納得してます(笑)
ジャンル的にはよく言われる高木さん(からかい上手の高木さん)系のラブコメだけど
ビジュアルの演出方針はある意味高木さんとは真逆を行くアニメのように感じますね
高木さんの絵作りは引き算
好きめがの絵作りは足し算 って感じ
ビジュアルはそういうことで私の捉え方としてはちとクセが強いアニメなのだけど
ヒロインの三重さんからとにかく目が離せない
キャラ設定もそうなんだけど
C.V.の若山詩音さんが超絶ハマってる声を聴かせてくれてクセになるw
そして、アニメの作画があれほどの超クオリティなのに3話時点までまったく崩れていない点もとにかく素晴らしい
三重さんのボリューミーな髪の毛の動きひとつとってみても
あれは恐らくCGではなく手描きアニメだと思うけど
それも含めて各カットであんなに動かしていてアニメ制作のビジネスとしてペイ出来ているのか?
なんて余計な心配をしてしまうほど(;^_^A
各話の中での展開は
Aパートではショートコント的なコメディをいくつか流して
Bパートでその回の中心となるエピソード
みたいなテンポ感の良い構成になっていて
1話分があっという間に感じるような見せ方も、気楽に楽しめるアニメとしてとってもいい感じ
とにかく個性は強いけど超美麗作画のビジュアルも含めて
私の場合は2話以降は癖になってなんか繰り返し観たくなる
今のところかなりお気に入りのアニメです
三重さんの髪の毛の神作画(ダジャレじゃないよw)が堪能できるEDアニメ ↓
『好きめが』を出したので同じ制作会社「GoHands」作品で次は
『デキる猫は今日も憂鬱』
本作も『好きめが』とビジュアル面の感想はまったく同じ
てか
兄弟作か?って思うくらいに絵と見せ方が似通ってるし
前回も書いたけど、
ギャグアニメの割には視覚的な情報量が多過ぎるように感じる
ギャグには過剰な絵の情報量で逆に気が散るシーンもあるというか。。
あくまで個人的な感想だけど(^^;)
ただそうは言ってもここまでの超美麗作画のクオリティを1話だけでなく2話でも普通に維持していることには、素直に素晴らしいと感じます
そしてやはりとにかく単純に面白い
猫の諭吉がたまに見せる猫らしさのギャップ感がたまらないし
諭吉の声を担当している安元洋貴さんのボイスもメチャ合ってて面白さを倍増させてるし
猫と人間のまったく新しい関係性で描かれるデキ猫は
これからの放送も超楽しみです
内容の面白さももちろんだけど
GoHandsさんの出してきた『好きめが』と『デキ猫』の今期2作品は
アニメーションのクオリティと超美麗で緻密な絵作りから来る弩級の個性が明らかに他のアニメとは一線を画していて、
GoHandsのクリエイター集団としての意地を見せてもらってる
と言ったら言い過ぎでしょうか?
(もちろん褒め言葉です)
『わたしの幸せな結婚』
1話を観た時に予想した通り
この作品は間違いない!ですね
とにかく美世には幸せになってもらいたい!
という見る側の願望が少しずつ叶っていく展開が心を揺さぶります
最新3話では不穏な周囲の思惑も明らかになってきて
増々この先の物語から目が離せないって感じです
作画も今のところ安定して良質で美しい絵作りだし
なんだか泣けるアニメになりそうな予感もするし
そういった点から個人的には『ヴァイオレットエヴァーガーデン』を彷彿とさせる飛び切りの名作になるかも知れない、と
超期待のアニメです
ここまで取り上げた5作品はどれもアニメーションの質が高くて
なんだか今期夏アニメはクオリティの高い作品がいつもより多い気がするのは私だけでしょうか?
作画のクオリティといった点で言うと
1期が抜群のクオリティで話題となったスタジオバインドの
『無職転生Ⅱ』 は
2話(0話から始まったので実質の3話)のアヴァンで動きが変なカットがあったりして
作画崩壊とまでは言わないけど、1期のようなハイクオリティな作画が続けられるのか?
そこら辺がちょっと雲行きが怪しくなったかも?
他に前回取り上げたアニメでは
『彼女お借りします』第3期は
やはりあくまで私の個人的な好き嫌いの関係で
あとで配信を一気見することにしたので、
早々にリアタイ視聴からは脱落
『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』は
個人的には面白さがちょっと減速してるように感じてしまう
自販機に転生したという面白ポイントが早くもネタ切れ気味?
『うちの会社の小さい先輩の話』
『ライザのアトリエ』
『夢見る男子は現実主義者』 は
観てはいるんだけど不思議なほどにそれぞれ各話の内容が記憶にない
これらのアニメは自分には合ってないような気がしてきたので、このままラストまで視聴が続けられるかビミョーになってきた
面白くない と言ってるのではないけど
あくまでも自分には合ってないような
『てんぷる』は
第2話を見て確信した
これはただのエッチアニメなので自分には合わない
ということで視聴切りです
みたいな感じで、3話くらいまで進むと各アニメの印象が大体固まってきたように感じます
ところでお気に入りアニメは絞られてきたものの
これもあくまで個人的に、にはなるけど
今期のアニメはこれまで見ていてもなぜかOP/ED曲で強く印象に残るものが少ないように感じてるんだけど、これは自分だけ?
春アニメの『推しの子』OP「アイドル」は超別格としても
いろんなアニメでOPやEDも楽しみで耳に残る曲はこれまで結構あったんだけど
今期の夏アニメは今のところ自分にとってそこまで楽しみにしてるOPやEDが無いのです
強いて言えば『好きめが』のエンディングくらいかなあ?
今のところ
今期のOP/EDはなぜか耳に残らないなあ
と、勝手にぼやいてます( ̄▽ ̄;)