ヨーガのアーサナ(体操)のクラスはマントラを唱える事から始まり
マントラを唱える事で終わります。
マントラはインドで紀元前から使われているサンスクリット語で
記されており、言葉を意味します。
クラスの前後でOm Shanti(オームシャンティ)というマントラを唱える事があります。
Omとはサンスクリット語の中でも宇宙の波動に最も近い音と言われています。
そしてシャンティは平和を表します。
おそらくこの平和は戦いに対する平和だけでは無く、心の平和を
含む広い意味での平和と考えられるでしょう。
以前の参加した研修で、代表的なマントラ、ガヤトリ マントラを
唱えたときに、意味もよくわからずに涙がぼろぼろでた経験があります。
そのときの感情は、悲しいというのではなく、心が洗われる感じでした。
感情から出た涙ではなく、波動から自然に流れた涙という感じでした。
この話をあるヨーガの先生にしたところ、先生も同じような
ご経験をされたということをお聞きしました。
マントラの波動により心が浄化されたり、心に作用することを身を以て
感じた不思議で貴重な体験でした。
日本でも昔から言霊という言葉があります。
ちょっとした言葉で嬉しくなったり、落ち込んだり
心に影響しますよね。
ですから、願いを実現させる為に口に出すことは大事な事ではないかなと思います。
最後まで、長文におつきあいくださりありがとうございます。