この度、すけっとファミリーでは必要な情報を記入したシートをケースに入れ、冷蔵庫に保管し、救急時に駆けつけた救急隊や病院に必要な情報を的確に伝えるためのキットを作成しました。
これは当団体のヘルパーが入っている訪問先で実際に必要に迫られることがあり、団体で作成することになりました。
作成にあたり、当団体の会報誌
(イキシア52号【2013年7月号】)がご縁で「京都救急医療情報キットを作る会」
さんから数多くのアドバイスを頂くことができ、また当該地域で先行し区役所で配布している熱田区
のものも参考にさせていただきました。
また、本キットに使用しております救急車のイラストは「ふぁんし~・ぱ~つ・しょっぷ」
のものを使用させていただいています。
当団体の「緊急時あんしんキット」の特徴は当団体が介護事業をさせていただいていることもあり、私どものスタッフが訪問先のご利用者様に代わり記入することも想定した仕様になっています。
先日、熱田区役所(介護保険課)に完成のごあいさつに行ってきました。また、昨日は瑞穂区役所福祉課の方にキットのご説明をさせていただき、キット一式をお渡してきました。
今後は瑞穂消防署、瑞穂区(西部、東部、東部分室)いきいき支援センター、名古屋市役所、名古屋市社会福祉協議会、名古屋市立大学などへの説明を考えています。
当法人には訪問、通所、居宅の3つの事業所があり、本キットの作成にあたってはそれぞれ事業所から多くの意見が出されました。特に介護の現場にスムースに導入されるには各方面への周知の徹底が必要ということが居宅よりあり、現場で混乱が生じないよう周知につとめていきたいと思っています。
キットの配布の対象は当団体のご使用者様を対象に考えています。
また、当団体が瑞穂区の中根小学校区に拠点があり、萩山中学校区に入ることもありますので、今後は近隣の地縁組織の方々へもお知らせをさせていただきながら、キットの普及、作成のお手伝いなどが出来ればと思います。
このような取り組みが当団体の理念である”安心して暮らせる地域社会”の達成の一助になれればと願って。。
今回の作成におきましては、「京都救急医療情報キットを作る会」代表の山本様、熱田区役所担当課様をはじめ多くの方のご協力を頂き、完成することができました。本当にありがとうございました。(事務局)