いよいよ3月27日からDavidの新しいプログラムであるCSMプログラムが我々の千駄ヶ谷スタジオでも始まります。

 アメリカでは昨年(2019年)の秋からすでにスタートしているプログラムで、デイビッドの近著『Creativity, Spirituality, and Making BUCK』の頭文字をとってCSMプログラムと呼びます。直訳すると『創造性、精神性、甲斐性』となりますが、要するに精神性(Spirituality)を高めれば、創造性(Creativity)が高まり、豊かな人生(Making a BUCKはお金を稼ぐの意)を送ることができるというものです。

 

 

 

 『人生の様々な問題は、仕事のことであれ、プライベートなことであれ、人生の途中で自ら背負い込んでしまった物事に対する決めつけや、自分で気がつかないほど自動化してしまった心の習慣化した動きに起因している。だからこそメディテーションを学んで、心の動きや、自身の環境やそして人生全般を素直に見る力を養うべきだ。』デイビッドは、メディテーションをなぜ学ぶべきかについては、よくこのように言います。私がメディテーションを始めた頃も、そして今に至るまでこのことを繰り返し教え込まれてきたことです。

 

 CSMのプログラムでは、メディテーションの技術や理論よりもむしろ、メディテーションで身につけた力を、どのように自身の人生に使うのか?に重きを置いたものです。メディテーターとして人生の実践力を身につけるプログラムとも言えるかもしれません。実はこの内容は、私はデイビッドから瞑想指導を受け始めた当初から繰り返し、繰り返し、繰り返し話をされて、考えさせられ、またノートまとめたり、討論したりしてきた内容そのものでもあります。(もちろんメディテーションもたっぷりやらされましたが!)

 

 デビッドがCSMの原稿をまとめた直後に私にも読ませてくれましたが、その時に私がデイビッドに伝えた最初の感想は、『特段新しいことが書いてなかった。。。この10年言われ続けてきたことなので、目新しさがない。。。』です。David はそれに対し『そのとおり!、Sukeは、私が50年かけて作り上げたこのプログラムの実験台だったんだよ!』と笑いながら答えていました。しかしこのプログラムは非常に強力に私の心、そして人生に作用しているのも事実です。

 

 アメリカでメディテーションを学んだ私は、気軽にメディテーションを学べる場所を作りたい、そしてメディテーションをもっとカジュアルに学べるプログラムを日本で広げたいとの想いでTrue Nature Meditationスタジオを作りました。この想いをまとめるにも、スタジオを開くにも、そして実際にスタジオを運営してく上での様々な問題や課題に向き合う上でも、このCSMの中に含まれている内容がとても役に立ちました。もちろん実験台(?)の私は未だすべての内容を完全にマスターできていませんので、毎日の仕事で悩み、家庭で悩み、を繰り返しながら、メディテーションをして、さらに学んだことを振り返り、反省して熟考しての最中です。しかし緩やかではありますが、確実に一歩一歩前に進んでいる実感があります。

 

 また、”Making a Buck” という言葉は上述のとおり「お金を稼ぐ」という意味です。心のトレーニングをされている方の一部には非常にアレルギー?を感じる言葉かもしれません。世俗を離れてこそ心の平安が待っている!と。しかしながら、私が最初にこのタイトルを聞いたとに感じたことは、『ああ、やっぱりデイビッド先生はチョギャム・トゥルンパ・リンポチェの生粋の弟子なのだなぁ』ということでした。

 

 いまから半世紀に前に、デイビッドが彼の師であるチョギャム・トゥルンパ・リンポチェとアメリカで出会った時の最初のワークショップのタイトルは「Work, Sex, Money」でした。チベット高層として修行を積み、精神の道を極めた方が、まさかWork(仕事)、Sex (恋愛)、Money(お金)について話をするなんて!と衝撃を受けたそうです。もちろんトゥルンパ ・リンポチェは、仕事のスキルアップや財テクの話をしたわけではなく、我々が生きていく上での問題をカテゴリー分けすると、仕事か恋愛か、お金にまつわることしか無い。そしてその3つの問題は、自分の心と身体への信頼の欠如、さらには間違った心の捉え方より起こる(精神の)物質主義から生じる。だからこそまずしっかり自分の足元を観るべき。瞑想はまずそのためにあるといった内容でした。デイビッドはチベット高層ということにオリエンタルで神秘的なイメージを持っていたそうですが、実際に会ってみると、極めてリアリスティックな話に基づいて瞑想実践の必要性を話したことがとても衝撃的だったと今でも繰り返し私たに話をします。

 それから50年の時を経て、デイビッドが50年続けてきたメディテーション実践と指導、さらに作曲家として、そして家庭の夫・父としてどう人生を送ってきたのかをまとめたものがこの”Creativity, Spirituality, and Making a Buck”です。タイトルにお金や生活に関わることが出てくることこそ、デイビッドがトゥルンパ・リンポチェから受け継いだ心の向き合い方、現実と向き合うことの重要性をしっかりと踏襲している表れだと思います。

 

日々の生活こと我々が心を鍛える実践の場なのです。

 

 

 

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