3割以下の高校生・大学生が宇部には住み続けられないと思っている事が判明。
これはもう、事件です。若い人が住み続けられない、厳しく言えば『住みたくない』
では、今宇部市に住んでいる大人たちは、どんな思いで暮らしているのだろう。
住みたい田舎ベストランキング総合部門1位に輝き、喜んだのは昨年。
今年も2位にランクインしている。
ただ、住みたい『田舎』である。若者は田舎を嫌うのは当然だ。
気候が穏やかで、ごみごみしていない。そんなことは若者には魅力ではない。
買い物はインターネットでできる。流行りの雑誌の洋服も田舎でも手に入る。
必要なのはキラキラの街並みとお洒落なお店、カフェや流行りのスイーツ。
いわゆる『ばえる』事・物・所・そして待たずに乗れる公共交通機関。
運転免許を手に入れれば、交通機関は気にはならなくなる。自助努力で解決できるのはここまでだ。
インターネットでの情報の氾濫は、若者に多くの影響をもたらす。
コロナ禍でインターネット環境があれば都会と差のない働きができる企業も増えてきた。
子育ては田舎がいいと思えるのは、一旦都会を知っているからだ。
一度は市外に住むと思うが、いずれは宇部で暮らしたいという意見も高校生で19.4%大学生で12.2%
ここは、取りこぼさないようにしなければいけない。貴重な存在だ。
子育てや高齢者への手厚い制度ももちろん必要だが、まちを活性化させるのも若者だ。
若者が住みやすい街づくりに大きく舵を切るのは、勇気も体力も財力も必要。
御用聞きは若者の意見をいただきに、西へ東へ走り回らなければならないようです。
ときわ動物公園ではパスタモンキーの赤ちゃんが誕生の嬉しいニュース。
この赤ちゃんも、宇部に住み続けたいと思っているかな?