七つの海をバタフライ -吉川晃司ブログ-

異彩を放ちまくりながらも逞しく泳ぎ続ける吉川晃司。
全てのロックレジスタンスどもへ バーボンを傾けながら・・・。


テーマ:
デジタル・オーディオって何?
mp3って何?
拡張子って何?

時代の速さにおいてけぼり喰らっている自分を実感し、悔し涙ぽろり、な夜もある。

そんなアナログ人間の私にとって、馴染みある音楽メディアと言えば、『カセットテープ』だ。

つい先日、部屋の掃除をした。
人生と比例して、部屋の中には想い出がいっぱい。
チリも積もれば山となる。

限りあるスペースを有効活用するためには、捨てねばならぬモノもある。

部屋の一角の専用ケースには、数百本のカセットテープ。
まだMDの無い時代。レンタルショップでCDを借りては、カセットテープにダビングしていた。

それは私の青い時代の象徴。

時が経ち、それら音源は、CDで買いなおしたり、CD-Rに焼きなおしたり。すっかりカセットテープは単なるオブジェと化していた。

奴らとの別れの時は訪れた。

そんなカセットテープ群の中に、吉川晃司の音源は、たった1本しかなかった。

『Don't stop me now』


当時は特別な思いがあった訳ではない。
「1アーティストの入門編としてベストアルバムを選んだ」

その程度だ。

そんな私も、今やすっかり吉川中毒者。
10年前の私からすれば、まったくもって想定外の未来予想図。

将来カセットテープというメディアは存続しているのだろうか?
私は10年後も吉川の歌を聴いているのだろうか?

未来のことはわからない。
時は巻き戻しも早送りもできないのだから。
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「Simple is best」

今時の小学生なら、意味を理解することは容易な英語だろう。
だがこれを実行に移すには、恐ろしいほど難しい。

あるテレビプロデューサーはこう言った。
「よい企画書ほど短く、ダイレクトに伝わるものである」と。

昨年、吉川晃司はBEST ALBUMを発売した。
しかも往年のヒットソングの寄せ集めのものでなく、3ピースという最もシンプルなバンド形式でセルフカバーしたものを。

『モニカ』など過去の名作から、『The Gundogs』など最新の曲までをセルフカバーを行うのはとてつもない作業であったようだ。

だがその分、ギター+ベース+ドラムだけで作り出された世界は、一味も二味も違った味が出ていたことはいうまでもない。

良くも悪くも、常に全力投球で直球勝負の吉川晃司らしさが全開にでたALBUM。

極限までにそぎ落とされた曲達には、オリジナルとはまた違った熱い魂が宿っている。

吉川晃司を語る上ではマストなアイテムになるだろう。

アーティスト: 吉川晃司
タイトル: 20th Anniversary SELF COVER BEST ALBUM 「Thank You」 (完全限定盤)
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「吉川晃司は俳優でもある。」
こういった時に頭を傾げる人もいるかもしれない。

「月9」などのドラマにこそ出ないが、松田優作も注目したキラリと光る存在感を放つ名優である。

その出演作品は寡作にして佳作。

だが、近年ではその唯一無二の存在感を買われてか、いくつかの映画に抜擢される機会が増えた。中でも、スピード&バイオレンスな吉川晃司を満喫できるのが『漂流街』だ。詳しくは記載しないが、冒頭から「ありえない」全開の演出はファンには周知の三池節である。

(砂漠はないだろ・・・)

三池監督作品初体験の私は、これが「不夜城」と同じ原作者とは思えない・・・。
そう感じた。

PV「恋のジェリーフィッシュ」でも使用された吉川扮する伏見は、かなりキレたダーティーヒーローだ。

完全に、主演のTEAHの立場がないくらいにやたら暴れまくる。

その残虐非道かつスリリングなヤクザ像は「LEON」の警察官を連想させた。

が、伏見はドラッグではなく信念のある男のようにも見えた。

「Gundogs」「PANDORA」のPVはこの伏見が別の時代にいたら?という設定だという。

やはりスマートでない、どこかドロ臭い孤高のヒーローとして悪を討つ。
時代錯誤ながらも吉川の魅力全開だ。

ここはぜひとも「伏見」で1本映画を撮ってほしいところだ。


タイトル: 漂流街~THE HAZARD CITY~

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1603年に阿国(おくに)という女性が踊った「念仏踊り」が、現在まで脈々と通ずる歌舞伎の歴史の起源だとされている。

それから約400年・・・。

庶民の為の芸能であった歌舞伎は、長い歴史を積み重ね、「伝統芸能」とまで呼ばれるようになった。

歌舞伎がこれほどまでに長く愛され、楽しまれた要因として、歌舞伎独自の演出方法である「見栄」がある。

現代では「見栄を張る」「見栄っ張り」等の用法で使われる言葉だが、歌舞伎における「見栄」は、"感情の高揚した場面で、一瞬動きを停止し、にらむようにして一定のポーズをとる"ということになる。

つまり、エンタテインメント内での『お決まり事』である。

観客も心得ていて、役者が舞台山場で見栄を張る時は「よっ!成駒屋!!」等と掛け声がかかり、拍手が起きる。

「物語・感情の山場」という記号であり、なおかつその記号を美しい「型」として見せる。

いや、魅せる演出なのである。

吉川晃司は歌舞伎役者ではないが、ステージに立つ彼からは、時折、歌舞伎の舞台を想起させるようなオーラを感じる。

それは、吉川独自の「型」の美しさが、歌舞伎の見栄と通ずるのだ。

ステージ中、彼は音楽と感情に身を任せ、時に無意識的に、彼独自のポージングで観客を魅了する。

吉川の独特でしなやかな肢体の「型」は、日本エンタテインメント史上で、歌舞伎の見栄とともに、燦然と輝く歴史の一ページを刻むことは間違いない。

これから先の長い歴史の中で、時代を越え、吉川の「型」を受け継ぐ者が現れるかもしれない。

「よっ!吉川屋!」
そんな掛け声が、30世紀の劇場には響き渡っているだろう。
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keijirou 「傾奇者」と書いて、「かぶきもの」と読む。


「かぶきもの」という言葉には、「歌舞伎役者」の意もあるが、「傾奇者」の意味は一言で説明できない深みがある。


-異風の姿形を好み、異様な振舞いで人を驚かすのを愛することを「傾く」と云ったのである。-

 

作家の隆慶一郎氏はこう説明するが、これだけでは言葉足らずだ。


日本史上随一の傾奇者と言えば、「前田慶次郎」である。

 

武人でありながら、詩文や茶道にも精通し、性格は豪傑でありながら繊細。

 

名声や富に頓着せず、自らの道を風のように生きた人物だ。


小説では、隆慶一郎氏の著書『一夢庵風流記』、そしてそれを原作とし、原哲夫氏が画を務めた『花の慶次~雲のかなたに~』は特に有名で、どちらとも慶次郎の豪快さと優雅さを見事に描いた、小説界・漫画界の傑作である。


先日この『一夢庵風流記』を読み直したのだが、文字だけだからこそ余計に、慶次郎と吉川の「男っぷり」が重なった。

 

友情を重んじ、負け戦と分かっていながら、馳せ参じずにはいられない性分。

 

豪快に駿馬を駆り「動」に興じながら、和歌や茶の味を愉しむ「静」の趣を愛する人としての深み。


本物の「男っぷり」とは何だろうか?

 

そう考えずにはいられなかった。


NHK大河ドラマ『利家とまつ』では、及川光博が慶次郎役を演じていたが、今回小説を読み直して、吉川の演じる前田慶次郎、を見てみたくなった。


NHK大河ドラマ初の「ぼろん」を出来るのは、吉川しかいない。


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