10/21 GIRLS ROCKS @ 渋谷duo MUSIC EXCHANGE #2 | もうね。なにがなんやら

10/21 GIRLS ROCKS @ 渋谷duo MUSIC EXCHANGE #2

10/21 GIRLS ROCKS @ 渋谷duo MUSIC EXCHANGE のレポートの続きです。

 

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○原宿物語

こぶしファクトリーの後は原宿物語になります。原宿物語も私、初めて見ました。原宿物語は2015年発足、2016年から本格始動したグループだそうです。今回ぱっと見てまず思ったのは、人数が多いこと。今回は13人いました。duoのステージはそんなに狭くないのですが、さすがにこれだけ居るといっぱいいっぱいですね。これがどうやらメンバー全員のようです。しかし13人いますが、マイクを持っているのは5人だけ。あとはバックダンサーに徹しています。今回5曲歌われたのですが、歌っているメンバーはどうやら固定のようですね。徹底していますね。それはともかく、まずはざっとセットリストを書いておきます。

原宿物語 セットリスト
01.MONOGATARI」
02.WE are ONE

MC
03.魔法を解かないで
04.心拍1メートル

05.PARTY ANIMALS

 

少ない持ち時間で5曲を放り込んできました。さて歌う女の子は5人で固定ですが、バックダンサー役のメンバーは曲によって人数が変わります。2曲目3曲目は3人に減りますが、4曲目以降はフルメンバーに戻っていました。とにかくダンス組と歌唱組にはっきり分けているだけあって、ダンスはとても動きが良いですね。マイクを持っている子も、持っていない子も同じです。大きな振り付けで、見た目がとても派手です。一目でダンスを売りにしているグループであることが伺い知れます。こういう分かりやすい売りをしっかり持っているというのは、良いですね。しかしそれに比べると、歌は全体的に幼さが残る感じがして、アンバランスですね。声の出始めは音が合っているのですが、後半は知らないよー、そんな感じ。本来、細かく高低していくところを、棒になっていたりもしますね。ダンスだけを見ればとても大人っぽいのですが、声を聞く限りではとても子供っぽく感じます。これが一点豪華主義というか、はっきり言ってしまうと不恰好です。見ている限りでは、黒の福本カレンちゃんが重要な部分を任されていて、歌唱面でのエースっぽいですが、彼女にしても首から下は無くても同じ。こういう部分も子供っぽく聞こえますね。子供っぽいのがダメというわけではないんですが、総合的に見ると、ダンスが良いばかりに、歌が非常に稚拙に聞こえてしまいます。なぜダンスと歌、バランスよく力点を置かないんでしょうね。よく分かりません。まあ唯一「魔法を解かないで」は、可愛いらしくて彼女たちに合っているかなと思いました。

○むすびズム
続いてが、むすびズムです。太鼓の音が実に和風っぽい、いつものオーバーチュアにのって5人が登場します。最近はえったんがお休みしていたりと色々ありましたが、この日は5人勢ぞろい。やっぱり5人が良いですね。さてむすびズムの1曲目は「キミへ100%」でした。今回のイベントはGIRLS ROCKSということで、ロックな曲調を持ってくるグループが多い中、むすびズムはその対極にあるような曲を1曲目に持ってきました。もちろんむすびズムにもロックな格好いい曲もあるのですが、あえての「キミへ100%」。これまでの流れをいったん切って、むすびズムの時間が始まった印象です。1曲目の後はMC、自己紹介となります。ここではミサちゃんが、こぶしファクトリーと一緒で幸せ~なんて話をたっぷり。一つ前の原宿物語も同じ持ち時間で5曲を詰め込んできたんですが、むすびズムはここでしっかり時間を使います。こういう部分も独特ですね。2曲目は新曲「恋の戦士」でした。むすびズムはこの曲をA面として11月21日に新シングルをリリースを予定です。あえてのチープ感がとっても可愛い曲ですね。続けての3曲目は「ONE STEP」、この曲は盛り上がりますね。この流れで4曲目が「まほうのカギを手に入れたら」でした。

 

むすびズム セットリスト

01.キミへ100%

MC

02.恋の戦士

03.ONE STEP

04.まほうのカギを手に入れたら

 

これまでのロックな感じとは一変した空気感、持ち時間が少ないところでも、こぶしファクトリーの愛をたっぷり語るこの余裕感が、むすびズムらしいですね。今回のライブの会場は渋谷duo MUSIC EXCHANGEということで、かなり広いステージでのパフォーマンスでした。恵比寿CreAtoや原宿AstroHallでライブをすることが多いので、私自身むすびズムをこの広さのステージで見たのは初めてかもしれません。広いステージではやはりパフォーマンスの見え方も違っていて、フォーメーションの動きがかなり大胆だったのが印象に残りました。広いステージではまた違ったむすびズムの魅力があるんですね。しばらくむすびズムの現場に通っていますが、いまさらながら知りました。このことだけでも、今回のライブ、行って良かったなと思いました。

 

○感想

イベントはこの後、天晴れ!原宿、フィロソフィーのダンス、寺嶋由芙さんと続きます。しかしむすびズムの物販が始まってしまったので、以降は見ていません。寺嶋由芙さんだけは見たかったのですが、あんまりにも遅くなってしまうので、会場から出てしまいました。ということで、まとめの感想です。まあなんだかんだ言ってたまにはこうした対バンライブ、それもある程度の入場料を支払ったうえで見ないと、アンテナが広がっていかないなと思いますね。好きなグループだけを見ているというのも良いんですが、そのグループがいつまであるか分からないですしね。見に行きたいと思うグループをいくつか見つけておいて、リスク分散しておかないとね。かつ、ある程度お金を払わないと、ちょっと疲れただけで、もう良いかなと帰っちゃったりしますのでね。今回のライブもこれは、と思うところまでいきませんでしたが、それぞれに上質な部分があって、良さがあったと思います。終わり。