①よく噛んでゆっくり食べる
胃もたれを予防・解消するためには、
よく噛んでゆっくりと食べるということが大切です。
消化の第一段階は「噛む」ということ。
しっかりと噛んで食べ物を細かくすれば、
消化にも負担が少なくなります。
また、
よく噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、
空気も一緒に飲み込んでしまって
膨満感が生じやすいので注意が必要です。
同じく“すする”という食べ方も胃もたれの原因になると言われます。
一度に大量の食べ物を胃に送り込むと胃に負担をかけますので、
ゆっくりと食べるように心がけましょう。
②食事は腹八分目に
食べ過ぎは胃もたれの大きな原因です。
大量の食べ物が消化しきれず残ってしまうことによって、
胃もたれが生じてしまうのです。
「腹八分に医者いらず」ということわざがあるように、
腹八分目の食事が胃もたれの予防・解消に役立ちます。
胃もたれが実際に起こってしまった場合には、
食事量を減らして胃を休ませることが解消につながります。
③食事の時間に注意する
胃もたれを解消するためには、
朝・昼・夜の食事を規則的に取り、
食事と食事の間隔をきちんと空けるということも大切です。
食後すぐに激しい運動をしたり、
緊張やストレスを感じたりすると、
胃の働きが低下して消化がスムーズに行われません。
食後30分程度は心と体をゆっくり休めることが、
胃もたれの解消のためには大切です。
ただし本当に眠ってしまうと胃の働きが低下するので注意しましょう。
特に寝る直前に夜食を取ってしまうと、
胃が食べ物を消化しきれず、
朝起きたときに胃もたれを感じやすくなります。
なるべく寝る2~3時間前には夕食を済ませるようにしましょう。
