
2006年、バージニア州北部生まれのアントニ・クレチェクは、
ポーランド系ピアニストで、現在はワシントンD.C.でマーティン
・ラバゼヴィッチ博士に師事しています。
アントニのクラシック音楽への情熱は、兄のトマシュに倣って
5歳の時にピアノのレッスンを始めた時に始まりました。
トマシュは現在、ポーランドのビドゴシュチ音楽アカデミーで
ピアノとチェンバロの演奏を学んでいます。アントニは来年、
大学への進学を目指しています。
カタジナ・ポポヴァ=ジドロニは、アントニについて「深い理解、
自然な表現、感情の伝達、そしてこれらすべてを明らかに容易に
演奏しながら」各曲を演奏するピアニストだと評している。
ニューヨーク・コンサート・レビュー誌は、アントニ・クレチェクを
「年齢をはるかに超えた音楽的成熟度を持つ」ピアニストと評しました。
彼は、ハノーバーのショパン・コンクール、
ビドゴシュチュのアルトゥール・ルービンシュタイン・イン・メモリアル・コンクール、
ワシントンD.C.のコシチュシュコ財団ショパン・コンクール、
シャファルニアのショパン・コンクール、
ニューヨークのロザリン・テューレック・バッハ・コンクール、
ワルシャワの全国ショパン・コンクールなど、数々の国際ピアノ
・コンクールで優勝しています。
アントニは、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド・シンフォニア
・ルヴェントゥス管弦楽団、ワシントンD.C.国立フィルハーモニック管弦楽団で
ソリストとして演奏したほか、オラシオ・グティエレス、ピオトル・パレチュニー、
キリル・ゲルシュタイン、ジェフリー・スワンなどのピアニストのマスタークラスや
レッスンに参加する機会に恵まれました。
現在、アントニはワシントン DC でマーティン・ラバゼヴィッチ博士に個人的に
師事しており、米国で 2 年目のショパン財団フェローを務めています。
また、2024-2025年度ショパン財団奨学金を受賞しています。
ANTONI KŁECZEK – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)
ANTONI KLECZEK – Nocturne in B Major, Op. 9 No. 3 (11th National Chopin Competition,
ANTONI KLECZEK – Variations on Mozart "Là ci darem la mano" Op. 2 (11th National
ANTONI KLECZEK– Polonaise in A-flat major, Op. 53 (11th National Chopin Competition,