
エヴァ・ゲヴォルギヤン (ロシア語: Ева Геворгян;アルメニア語:
Եվա Գևորգյան、2004年4月15日モスクワ-) はロシア系アルメニア人のピアニスト、作曲家。
経歴
・トゥルーリのクラスに在籍しており、またソフィア王妃高等音楽院でスタニスラフ・ユデニチのピアノクラスの学生でもある。
リヒテンシュタイン国際音楽アカデミーのスカラシップ
保持者である。
イタリアのコモ湖国際ピアノアカデミーでスタニスラフ・ユデニチ、
ウィリアム・ラント・ナボレ、ドミトリー・バシキーロフの指導の下、演奏技術を磨いた。
同アカデミーにおいて彼女は、マスタークラス、特にパウル・バドゥラ=スコダ、パーヴェル・ギリロフ、グリゴリー・グルツマン、
ピオトル・パレチニ、ボリス・ペトルシャンスキー
らのものに参加した。
また、ヴァルビエ音楽祭やポーランドのドゥシュニキ=ズドルイで
行われたショパン国際ピアノフェスティバル、ペルージャ音楽祭
など数多くの音楽祭でピアノを披露した。
マリインスキー劇場管弦楽団やダラス交響楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団など多くの楽団、ヴァレリー・ゲルギエフ、ウラディーミル・スピヴァコフ、ワシリー・ペトレンコ、ローレンス・フォスターなど
著名な指揮者との共演を果たしている。
2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールのファイナリスト
かつ特別賞を受賞した。
日本での活動
- 2023年の日本訪問
2023年には、8月から9月にかけ日本を訪問し、複数のリサイタルを
開催。その一覧を以下に示す。
- 8月23日 - 北海道北見市・北見芸術文化ホール
- 8月27日 - 静岡県三島市・三島市民文化会館
- 8月29日 - 愛知県名古屋市・愛知県芸術劇場(セントラル愛知交響楽団と共演、ピアノ協奏曲第2番 (ラフマニノフ)を演奏)
- 9月2日 - 静岡県静岡市・静岡市民文化会館(静岡フィルハーモニー管弦楽団と共演、ピアノ協奏曲第2番 (ラフマニノフ)を演奏)
- 9月6日 - 東京都中央区・浜離宮朝日ホール
- 9月9日 - 千葉県浦安市・浦安市文化会館
受賞
- ジュリアーノ・ペカーラ国際ピアノコンクール (ゴリツィア、2016) – グランプリ
- ロベルト・シューマン国際音楽コンクール (デュッセルドルフ、2017) – 第1位
- 国際グランドピアノコンクール (モスクワ、2018) – 特別賞5つ
- 若い音楽家のためのクリーヴランド国際ピアノコンクール (2018) – バッハ作品の最優秀演奏賞および特別賞
- ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール (ダラス、2019)
- – 第2位よびプレスアワード
- シカゴ国際コンクール (2020) – グランプリおよびショパン作品の最優秀演奏に贈られる特別賞
- 国際クラシック音楽賞プログラムの一環として、
- 「ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー」部門で受賞 (2019)
- クラヴィア・フェスティバル・ルールでの奨学金獲得
- (エフゲニー・キーシン選出、2020)
- ヤマハ・ヤングアーチスト (2021)
EVA GEVORGYAN – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
Eva Gevorgyan/Alexey Rubin Tchaikovsky Piano Concerto no 1
Eva Gevorgyan Schumann Carnaval op. 9、
Eva Gevorgyan, Liszt Campanell