今回、紹介しますのは、光村図書公式チャンネルさんから
『水彩の技法 にじみ・ぼかし・吸い取り・かすれ』
の動画です。
この動画は4分もなくてすごく短いんですが、
まとまっていて分かりやすいです!
水彩の基本の技法が紹介されています。
動画の内容を簡単に紹介します!
①にじみ(ウェット・イン・ウェット)
薄く溶いた絵の具を塗り、
乾く前に、同じく薄く溶いた別の色を混ぜていきます。
最初に薄紫色を平均的に塗っているのが、
ウォッシュと呼ばれる技法だと思います。
そこから、赤紫色や青を塗っています。
これがにじみ(ウェット・イン・ウェット)と呼ばれる技法です。
色が混ざり合い、乾いた時に綺麗なにじみが出来上がります。
動画では、ブドウの実や葉をにじみを使って描いています。
②ぼかし(グラデーション)
絵の具で塗った端を、水を含ませた筆でなでるように薄くのばしていきます。これがグラデーションという技法です。
広い範囲をグラデーションにする場合は、水でぼかすだけでなく
絵の具の濃度を段階的に薄くしてぼかすと良いです。
平筆を使用しています。
動画では、青い絵の具を水で溶かしてジュースを描いています。
③吸い取り
絵の具が乾く前に、テュッシュペーパーやスポンジを押し当てて、
絵の具を吸い取ります。
その部分だけ白く色を抜くことが出来ます。
これが吸い取りの技法です。
雲などを描くときにも使えます。
④かすれ(ドライブラシ)
絵の具を溶く水を少なくすると、かすれたタッチが描けます。
これがかすれ(ドライブラシ)の技法です。
平筆を使用しています。
動画では麦の穂のようなものを描いています。
草などを描く時にも使えそうです。
4つの技法の紹介動画でしたが、
水彩をちょっとやり始めた初心者でも、割と無意識に使ってる気がしますね!あの描き方は、こんな名前の技法なんだなぁと分かって、
とても勉強になりました!これらの組み合わせや応用で、綺麗な水彩画が描けるようになるんですね。
これからも、これらの技法を使って描いていきたいと思います!