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気に入ったBLCDを中心に感想をただ書きます。
BLや腐女子が苦手な方はご注意を!
少々ネタばれありですので、お気をつけ下さい>< コメント大歓迎です!!

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宇田川町で待っててよ。

宇田川町で待っててよ。 / ドラマCD (CV: 羽多野渉、小野友樹)

原作:秀良子
出演:羽多野渉×小野友樹

★あらすじ★
人通りの多い街中で、同級生・八代の女装姿を目撃してしまった百瀬は、その日から毎日、「あのこ」のことを考えてしまう。一方、そんな百瀬の様子に戸惑いつつも、熱の籠もった百瀬の視線をそらせない八代は、無理やり渡された女子高の制服に袖を通し、彼の前に立つが……。

★感想★

何てことない人達の何てことないお話。
でも絶妙なアンバランスさを持っていて、すごくドキドキできました。

人物や出来事は至ってありがちなのに、確実に“普通”のBLとは言えない、独特さが魅力です。
雰囲気がものを言う系なので、上手く説明できない\(^o^)/

まず、人物が自分の心情をストレートな言葉では表しません。
でも、聴いている私たちにはしっかり思いが伝わる。
行動や、間接的な言葉で伝えてくれます。

あと、色っぽさがあります。
そんなにエロ全面なお話でもないんですが、なぜか色っぽい
(///∇//)


羽多野さんは普通のトーンだと爽やか年下ワンコなのに、
低音になると何故変態っぽいのが増えるのか(笑)
変態ちっくなんですが、このキャラからは本気を感じます←


そして、今回の役のおのゆーさんボイスはいじめたくなる度が高い!やばい!ヾ(▼ヘ▼;)
なんだろうなコレ…野島兄さんとか、受けの遊佐さんとかからも感じるんですが。
泣いてる所とか妙に色っぽくて、素敵です。

女装にはまっていく所とか全てがリアルな演技で、すごく納得できました。
心の声もいい感じです。

未だにおのゆーさんの声覚えられてないんですが、
役柄によって声そのものよりも、雰囲気をガラっと変えられる方ですね
(//・_・//)

まだ、おのゆーさん主演はコレと「500年の営み」しか聞いてないので
まぁ多分これから、沢山出演作を聴けば完璧に覚えると思いますが←
これからもBL界でも頑張っていって欲しいです!!

たまたま、ブックレット見たら「キャッスルマンゴー」でおじいちゃん役やっててビックリしましたΣ(・ω・;|||
全然分かんなかった!すご!!

フリートークで「僕らも女装(経験済み)男子です」なんて言ってる二人が面白かったです◎
なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど

なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど / ドラマCD  

原作:松雪奈々
出演:羽多野渉×鳥海浩輔 緒方賢一


★あらすじ★
ある夜、美和の前に突如現れた身の丈十センチほどのオヤジ顔の生き物。自らを妖精と称するそのオヤジは三日以内に男と性交しなければ死んでしまうと言うのだが…。妖精?淫魔?え、どっち?てか、俺が男に抱かれる!?しかも中出し必須だと!?オヤジのたわ言と完全に無視を決め込む美和だったが、精気を吸い取られて体の不調は明らか。その上あろうことか部下の渡瀬にときめきを覚え、体が熱く反応してしまい…!?

★感想★

ついに聴きましたよ!この話題作~
一度聞いたら忘れられないこのタイトル(笑)

BLはシンプルかつ綺麗なタイトルが多くて好きなんですが、
この作品に関してはこれでもいいかも( ´艸`)


ぱっと見アホギャグ系統かな~と思って様子見してたんですが、
なかなか評判も悪くないようなので聴いてみました。

思ったよりギャグなお話ではなかったですね。
いや、オヤジ妖精はすっごく面白かったんですが( ´艸`)
この要素を抜くと、王道でちょっと地味なお話かもしれません。

自分はこれ聴いて、『すべての恋は病から』が浮かんできました。
お話は当然違いますが、なんとなく流れが似ている気がします。
どちらもすごく笑えて面白いんですよね^^後半の失速感は否めないんですが....


オヤジ妖精がなかなか身勝手な奴なんですが、何故か憎めない。
コイツ自分のことしか考えてないぞ( ̄∀ ̄)
ちまちま言ってるのが本当に面白かったです!
緒方さんの声聴くだけで、大体どんな容姿の妖精かすぐ分かります(o^-')b


淫魔に憑かれちゃう役の鳥海さん。
鳥海さんの台詞回しがなんだか好きです。
特にコメディとか笑えるお話の時はハマります!

今回は40目前のおじさん役なんですが、ちょっと鳥海さんだと若いかな~って気がしました。

あと少し残念だったのは、絡みの色っぽさが薄いことですかね~
役柄的に仕方ない気もするのですが、
「伯爵様シリーズ」の時の素晴らしい鳥海さん受けを期待してたので(ノω・、)


羽多野さんはがっつきっぷりが素晴らしかった!! 余裕ない感じがたまらないですね。
やっぱり鉄板です。
エロいシーンは多かったのですが、どれもイマイチ萌えられなかったのが残念.....


あと少しBGMが気になってしまった。場面にあってないような.....


最後の方の名前呼びのお話はキュンとしました(*^.^*)
普段はそんなに名前呼び萌えはないんですが、
鳥海さんの何気ない呼び方と嬉しそうな羽多野さんの図がなんとも良かった!!

羽多野さん→鳥海さんの名前呼びも好きっ。そんなに可愛く囁かないで(/ω\*)

オヤジ妖精が何より面白く、テンポも良いのでサクサクっと聴けますよ(^∇^)

究極のダミーヘッド官能ソング SEVENTH HEAVEN vol.4 ユーリ

【中古】アニメ系CD ドラマCD SEVENTH HEAVEN Vol.4 ユーリ(CV:近藤隆)【10P01Sep13】【画】

販売元:Rejet
  出演:近藤隆

★あらすじ★
――心の底から死にたいと思っている女性にしか見えない、眉目秀麗な死神たち――それが【SEVENTH HEAVEN】彼らの歌声は、快楽とともに魂をあの世へ送る力を秘めている。主が不在の、その館を訪れた者は二度と戻ってこない…そんな不吉な噂が流れる場所に貴女は、とある理由から足を踏み入れる。そこで知った驚愕の事実、だが貴女はその事実を誰かに伝える事は出来ない。なぜなら───。

★感想★

まず、“
究極のダミーヘッド官能ソングって何やねん!ってお方のために。
本作品はダミーヘッドマイクを使用した、一人芝居+歌です。
ダミヘと言うのは乙女系で最近よく使われる、より臨場感のあるマイクのことですね。
耳元で喋ってる感ばっちりなアレです。

普段、あまり乙女系には手を出さない私ですが、
近藤隆の声が聴きたい衝動が抑えられなくて聴いてしまいました(ノ∀`)
自分に向かって甘い言葉かけられるとひい~~|゚Д゚)))ってなってしまうんですが(笑)


乙女系は妹にたま~に借りる程度ですが、この作品はスゴイ!と思ったので感想を。

まず世界観がきちんとしてて良い。
テーマは死神なので、当然薄暗く、でも高貴で美しいのが素敵です。

そして、お話が面白い!万人受けするとは言い難い展開ですが、
聴いてて飽きない工夫がされてるなぁと思います。


こう言う系でただエロいだけのはあまり好きではありません。
エロ要素を入れるのであれば、内容もしっかり大人も楽しめるものじゃないとと思います。
まぁこれは乙女系にもBLにも言えることですが。
本作は演出もしっかり考えられてて、良い感じです。


そして近藤隆さんの演技がめちゃくちゃ素敵でした(*´∀`*)
声のトーンはナチュラルやや高め?で
上品な言葉遣い+敬語がたまらなかったです(*°∀°)=3

ユーリは一言で言ってしまえばヤンデレです。
近藤さんの演じ方はこのキャラの激しい部分よりも、
静かな薄暗い隠されている心の部分を特に強調されてるのかなぁと感じました。

近藤さんはやっぱり繊細な感情の表現がうまい。

だから、行き過ぎた愛でも彼の本当の思いがすごくこちら側に伝わってきました。
怖いんですが、彼を嫌いになれない。可愛いなぁとさえ思ってしまう。
本当に主人公に対する愛を感じます。歪んでますけどね。

この“
愛を感じる”って言う点はかなり大事だと思います。こう言う作品においては基本( *`ω´)


このユーリ@近藤さんに思いっきり脅された後に、優しくされると堪らんのです(//∇//)
怖い怖いと思いつつも聴くのを止められず、リピートしてしまう私がいました←
私も完全にユーリの手のひらで転がされてます。
その事実の方が怖い/(^o^)\


あと、歌もこの世界観に合ってて良かったです。近藤さん普通に歌うまかった。
全体的にあやういと言うか意識的に不安にさせる感じがいいです。


シチュエーションCDでこんなに面白いものあるんだ!って言う嬉しい驚きでした。
一人芝居で飽きさせないってすごいですね~。
こう言う系は初めてに近いので、まだまだ凄いものがあるかもですね(`・ω・´)

最近の乙女系の勢いにBLも負けてられないなぁと思うこの頃です。