SUNQパスで九州バス旅(2日目)
SUNQパスでの九州乗りバスの旅2日目は、宮崎からの夜行バスを高速基山で降り、鹿児島行きに乗り継ぐところからスタート。
高速基山、九州内の高速バスのかなり多くの系統が通るうえ、サービスエリア併設で時間つぶしもできるので、九州の高速バス旅をするうえでかなり便利な場所です。
高速基山から乗車した「桜島号」。この便は西鉄バスの運行だが、ここまで乗った車両とは違って太陽の塔のようなイラストは描かれていない、異なるデザインの車輛。
桜島号には鹿児島空港まで乗り、そこで朝食タイム。
鹿児島空港内のレストランが朝食の時間だけ「鶏飯バイキング」を実施していて、セルフサービスで米や具材を盛り付けて鶏飯が作れるバイキング形式になっているので、鶏飯食べ放題を堪能しました。
鶏飯だけでなく、普通の朝食バイキングにあるような惣菜やデザートも多少あり、820円はかなりお得な印象。
ここから、この日は主に鹿児島県内の廃線跡周辺のバスに乗ります。
まずは、鹿児島空港から、出水・阿具根行きに乗車。
南国交通のバスで、高速バスではないけど高速バスのような仕様の車両。
宮之城線の廃線跡、Google Mapを見た感じ線形が若干見えるような気がするんですが、車窓からはほとんど痕跡が見当たりませんでした。
阿久根の駅前には、24系寝台客車が2両置いてあります。
この車両、宿泊施設として再生するためにクラウドファンディングを募っていたようなのですが、現状は御覧の通り雨ざらしで塗装が剥げた残念な状態。
ここから再生されるのでしょうか…?
駅本体はかなりお洒落な作りで、待合室にはピアノまで置いてありました。
ちょっと弾いていきたかったけど、時間がなく断念。
ここから伊集院まで、少し鉄道で移動します。
できればバスのみで最終日まで乗り継ぎたかったんですが、この区間をバスにしてしまうと乗り継ぎに失敗するリスクがかなり高かったので、安全策をとりました。
やってきた肥薩おれんじ鉄道は全面くまモン塗装。
伊集院からは、鹿児島交通バスに乗り、鹿児島交通枕崎線の廃線跡へ。
このバスの走行する伊集院-加世田と、その次の加世田-枕崎が枕崎線の廃線代替路線。
とはいえ、こちらも途中区間ではほとんど廃線跡を確認できず。
乗り継ぎの中継地となる加世田は鉄道の駅跡がそのままバスターミナルになっていて、車両や設備が色々保存されていました。
鉄道資料館もありましたが、乗り継ぎの待ち時間ではちょっと余裕がなくスルー。
ここから枕崎へ。
「本土最南端の始発・終着駅」と書いてあります。
日本最南端の終着駅でも本土最南端の駅でもないというのでちょっと苦しいうたい文句。
ここから鹿児島交通バスで鹿児島市内へ。
例によって音ゲーのためゲームセンターに寄ったり、位置ゲーのスポットを巡ったりして過ごし、夕飯は高見橋電停の近くにある「かごっまふるさと屋台村」であご肉焼きの店へ。
軽く飲み食いした後、福岡行きの夜行「桜島号」で福岡を目指します。
この夜行便はJR九州バスの車両でした。
〇2日目移動まとめ
(宮交シティ22:20-)高速基山6:05着
高速基山6:23-鹿児島空港9:33 西鉄バス「桜島号」
鹿児島空港10:15-阿久根12:12 南国交通バス
阿久根12:31-川内13:09 肥薩おれんじ鉄道
川内13:23-伊集院13:54 鹿児島本線
伊集院14:55-加世田15:55 鹿児島交通バス
加世田16:00-枕崎16:40 鹿児島交通バス
枕崎17:00-鍛冶屋町(鹿児島)18:55 鹿児島交通バス
鹿児島中央駅前23:40-西鉄天神BT JR九州バス「桜島号」