~水の響き、光の響き~
シンギング・リン奏者のSui-Linです
先日久しぶりにルラポポに伺いました。
そして、初めて志賀くにみつ先生のシュタイナー「十二感覚論」の講座を受けたのです
生まれながらの「熱感覚」
今回のテーマは「熱感」
熱感には、皮膚などにある冷点や温点などで感じる場合と「情熱」のような精神的な熱があります。
これらのバランス感覚が大切
例えば、子どもが情熱を注ぐ対象を見つけて打ち込むことにより、あまり熱を出さなくなる。
そのようなことがあるそうです。
そして、私達が温度感覚を感じられる皮膚上の「点」は、人間同士のスキンシップのためのもの。
自分の場合、熱感覚といえば、レイキセラピーの時のことを思い出します。
これらがあるからこそ、言葉がなくてもお客様とのコミュニケーションができる
そう考えると、熱感覚は、生まれついてのありがたい贈り物なのですね
自分を振り返ると、子どもの頃誰かの大ファンになったり、ファンクラブに入ってふわあぁっと気持ちが高揚した経験がなくて
そこに何か意味があるように感じていたけれど…。
今からでも、そんな熱感覚、いいなぁと思います
熱は変化を助ける
さて、特に印象に残ったお話は、「熱」はその人の変容を助けているということ。
例えば、子どもが熱を出して寝込み、病気が治った後どことなく顔立ちが変わる場合がある。
昨今新型ウィルスの流行により、熱症状は避けるべきサインのように受け取られていますね。
それ以前から歓迎されるものではなかったけれど。
実は、熱を出すことは、変化のチャンスでもあるのですね!
さて、これまでは、オイリュトミーの舞台を見に行ったり、パステル画を体験したり。
遠くからシュタイナーの世界を眺めていたものの、その理論は専門用語だらけで難しいという勝手なイメージがあって、一歩踏み込めないままでした。
でも、創造空間ルラポポでの志賀先生のクラスでは、身近な例をいくつも挙げて下さり、あたたかな笑いもあり
そして、生き方のヒントも盛り込まれているのです
これは…今まで参加せず、もったいないことをしていたなぁ。
今回学びの最初の一歩として、志賀先生のご著書「はじめてのシュタイナー」を手元に迎えました。
ページをめくっていくと、先生のこの世界に対するやさしくあたたかなお気持ちが感じられます
本を手に、なぜか心明るい学生になった気分です