～水の響き、光の響き～
シンギング・リン奏者のSui-Linです
先日まで話題となっていた鈴木由美子さんのグラスギルディングアート展
フィレンツェに伝わる技法によるアートなのだそうです。
フィレンツェといえば、私が長年憧れていた街
実は、コロナ流行の直前に訪れることができました。
駆け足のツアー旅行だったので、観光名所をめぐるだけで精一杯
そして、ホテルでは、何と日本からの修学旅行生でいっぱい。
朝食の会場では、座る席がない、ビュフェのパンがない～
ちょっとしたハプニングもありましたが、これも良い思い出。
それにしても、修学旅行でイタリアとは、うらやましい。
サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院
さて、自由行動で絶対外せなかった場所は、サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院
前身となるのは、小さな教会。
そして13世紀頃から修道士達が医療のためにハーブを取り扱っていたそうです。
ここに「世界最古」と言われる薬局が誕生
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、今では日本でも人気のブランド。
本店は、こちらの修道院の敷地内となります。
そのスペースの豪華なこと…ほぉっ
美術館の中でお買い物をする雰囲気でした。
もともと「清貧と学究」で知られるドミニコ修道会の教会。
その内部で始まった薬局が、メディチ家の流れを汲む王家御用達となった。
そのあたりから雰囲気が変わったのでしょうか？
あくまでも想像…。
お店を出ると、また心安らぐ修道院のスペースに戻りました。
中庭の木々の緑が心にしみて
実は、修道院の外の広場は、とてもにぎやかな通りに面しています。
でも、壁を隔てて一歩敷地内に入ると、全く空気が違うんです！
清浄な世界に小鳥たちが遊んでいる
ああ、何時間でも居たいくらい！
ご縁があり、またフィレンツェを訪れるのであれば、必ずここに戻ってこよう。
そう思える場所が一つ増えて嬉しい
次回は、フリー旅行がいいなぁ。
フィレンツェを起点にトスカーナ地方をゆっくり見てまわるの。
なぜか懐かしく感じる糸杉のある風景に毎日挨拶しながら