東京クスグル句録
Amebaでブログを始めよう!

頓知パズル奇計クイズ

頓知


昭和49年発行 日本文芸社刊 「頓知パズル奇計クイズ」


金の亀、達磨、etc,,,怪しいグッズで埋め尽くされている表紙ですから、

中身も期待できちゃうんですが、予想通りの文面に唖然としてしまいます。


しかも「このクイズを利用して、クラブのホステスさんを口説く種にしよう!」

なんて書いているんですが、その割りにクイズに頓知が利いていません。


Q1、京都は清水寺、最初にあの鐘の音を聞いたのは誰でしょう?  


A→鐘をはじめてついた人


Q2、芥川龍之介は自殺されましたが、その死亡理由の直接的原因はなんだったでしょう?


A→心臓がとまったから




ちょっとちょっと、頓知きいてなくないですか??

いちど尾行をしてみたかった

ga

桝田 武宗(著) いちど尾行をしてみたかった  講談社または情報センター刊 1993年

タイトルとしてこれほど純粋に自分の感情を出している人はいたでしょうか?


中学生の少女を半日気づかれずに追っかけまわしたり、

おばさんの休日を池袋→銀座→荻窪と追いかけたり、


しまいには金髪の海外女性の後ろを9時間ほど追いかけて、

最後にその女性が働くクラブに行き着いてしまう。


その際「その女性をご指名されますか?」とクラブの店員に聞かれると


「いや、いい」と言って違う女性を指名したあげくに、5万円も払ってでてくるという顛末。


今、こんなことをしたらいかにライターといえども完璧につかまるような気がしますが、、、


是非、、また続編を作って欲しいところです。

遊びの博物誌

坂根 厳夫  新・遊びの博物誌〈1〉  坂根 厳  遊びの博物誌 (2)

asobi


朝日新聞社から1977年に刊行した本です。

もともとは子どもの教育用に作られた本のようですが、

大人でも十分に楽しめる内容になっています!


ワクワクしてしまうような目次がいっぱいあるのも魅力!


「プッシュホン音楽」→ぴ!ぽ!ぱ!を使って、音楽を作るというもの。当時、若者の中で流行っていたらしい!


「表情をもつ文字」→当時の最先端のタイポグラフィー?を紹介しています。


「究極の立体パズル」→ルービックキューブが紹介されています。当時は画期的だったことがうかがえます~。

聖マッスル

聖(セント)マッスル
ふくしま 政美(著), 宮崎 惇(原作)

マッスル2 マッスル1

聖マッスルと書いて、セントマッスルと呼ぶこの漫画は、70年代のカルト漫画の最高峰との呼び声も高いらしい。

大泉 実成の 「消えたマンガ家 」 シリーズでも最近復活した吾妻ひでおと並べられるなど、
かなりの希少性の高い漫画を描いたわりに、その後の続編は未だに世に出てはいないようだ。

また今日では、確実にクレームのきそうなマッチョ系漫画を当時の少年マガジンが発表を許しているというのも驚きです。


↓吾妻ひでおの復活作!

吾妻 ひでお
失踪日記

漫画と本が好きで

今日から、今まで読んできたもの、読んだ本や漫画をどんどん紹介していこうと思います。

よろしくおねがいします。今日は初雪で、家でゴロついていたら、なんとなく目が覚めてしまったので、

アクティブにネットで動こうと思った次第です。