2020年は激変の年と言われていましたが、本当にそうなってびっくりです。

私自身は2019年から激変が起こり、自分のこれまでの思考や生き方を大きく

脱ぎ捨てていかなければならず、恐怖を感じる日々が続きました。

 

「怖い」という感情は

新しい世界への切符のようです。

「怖い」という感情が現れてきたときには

これまで慣れ親しんだ

生活、思考パターンを捨てて

今まで勇気を出せずに踏み出せなかった、

見て見ぬふりをしてきた世界へと行く時がきたよ

というお知らせなのだとわかりました。

 

2019年、私が怖いと思ったのは

「お金(数字)を見つめる」ことです。

 

減っていくのが怖い

貧しい気持ちになるのが怖い

数字を見つめると自分のいたらなさを突き付けられてしまうのが怖い

 

お金に対してネガティブな視点を

基盤にしていたから

とにかくお金という数字を見るのが怖くて

ずっと避けてきました。

 

見つめなければならない時が来てしまい

とにかく怖くて、

向かい合うことにとても勇気がいりました。

 

仕事をどれだけして、それだけの収入があったかきちんと付けて把握する。

領収書を作成し提出

それぞれの仕事の入金日がいつか把握しておく

通帳をこまめに貴重して振り込まれているかチェックする

 

そんな当たり前のことを

自分はお金のことを見たくないからと人任せにして

見ないようにしてきた私は

なんとも幼いのですが

 

そんな段階からひとつひとつ階段を上る作業を始めました。

 

仕事のお金が入っているか記帳するだけで、

「できた!」「一歩前進」という感覚になり、

そんな小さすぎる一歩ですが、そこに勇気をだせたことが本当に嬉しくて、

その都度新しい自分になったのを感じる激変の日々でした。

 

お金を見つめると、不思議なことにあれだけ怖くて見つめたくないと思っていたお金のことが怖くなくなりました。

 

お金の使い方に人間性が現れることも見えるようになり

お金を使うことは、その相手への愛を示すことなんだと思えるようになりました。

お金に対する考え方はガラッと変容。

 

これはものすごい勇気が必要で越えられない壁!

と思ったお金への恐怖が和らいでいくと

次の課題が現れました。

 

課題は玉ねぎの皮をはいでいくように

むいては次、むいては次と見えてくるのです。

 

お金を見つめるのと同じくらい難しかった課題は

「答えを保留する」です。

すぐ答えを知りたい、白黒はっきりさせたい

という私は、自分の気持ちをすぐ人に話し、どう思う合っている? 間違っている?

違っているならどこが違う?

性急さがありました。

 

そこを「保留」にすることは、私にとって蛇の生殺し

いつになったら答えがでるの?と焦りが募るのですが

そこを保留にして、一旦置いておく。

答えはそんなに簡単にでないから、寝かせておく。

待つということを学ぶ時期がきたのも人生において激変の年でした。

 

 

「保留」を1年ほどかけて学習。

すると今度は「自分を信じる」という課題が。

これはコロナ自粛あたりに現れました。

 

9月末に現れた今の課題は「ワガママになる」です。

 

課題はひとつひとつ、現れるごとに自分の本質に近づいていくから

毎回、もう無理。そこは取り組めないと思わされるのですが

途方もない道のりを、ひたすら忍耐力で乗り切ることを余儀なくされます。

 

誰もが自分の課題を持っているのだと思います。

コロナがその向き合いと変化を加速させているのを回りの人たちの

変化からも感じる日々。

「ワガママになる」ことができるのでしょうか。

またまた困難な課題を神さまから突き付けられている私です。