七つの会議(映画) | くうねるあそぶ

七つの会議(映画)




感想川柳「会社のため それは恐らく 思い込み」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆるグータラ社員。トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょうひょうとした毎日を送っていた。そんなある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…というお話。



池井戸潤作品は『空飛ぶタイヤ』以来かな?ヾ(´ー`)ノ

空飛ぶタイヤは事故によってリコール隠しが明らかになっていく物語でしたが、こちらはまだ事故が起きていない。(・д・ = ・д・)


最初はパワハラ系の話かと思いきや、その根源とも言える企業体質をあぶり出す感じでした。(。>д<)

中堅会社の社長といえど、大企業の下請けならとても社長とは言い難い扱いなんだなと。(;´_ゝ`)

これ観てると世の中の会社ってどれも"ねずみ講"にしか思えない…(;´д`)会社に尽くすことが生き甲斐の人間から、上の人間が甘い汁を吸い上げる構造。


この辺を提起するのは池井戸潤作品の特色。
(´・c_・`)

サラリーマンはホント大変だなぁf(^_^;日本人の真面目さ、辛抱強さがブラック企業を生む原因でもあるわけですが、それによって高度経済成長を成し得たとも言えるわけで(・д・ = ・д・)

経済は無限に成長するわけではないから、今は『昔のやり方が通用しない』のは当たり前。色々変わっていかないと。(。>д<)

ただ"不正"だけは無くならないだろうな…やっぱり。

野村萬斎演じる八角ですが、とても立ち振舞いがサラリーマンとは思えない(笑)(^o^;)完全に狂言師のそれですね。

香川照之の上司役は相変わらず『圧』がスゴい(゜ロ゜;

オリラジの藤森慎吾も良かったですけど、to be continued岡田さんの面影のなさがハンパないf(^_^;

及川光博と朝倉あきのコンビも良かった(*´∀`)

気になるセリフ
『いつも見て見ぬふりのお前と俺と…どっちの罪が重いんだろうな』
『この会議に議事録は存在しない』
『この世から不正は絶対になくならない』

んでまず(^_^)/~~