【読書日記】仕事の成果は、食事と睡眠で決まる―『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】仕事の成果は、食事と睡眠で決まる―『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』

こんばんは。
本日の1冊はコチラ↓


『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』 水野 雅浩 明日香出版社


太っている人は出世できない。
そんな話を聞いたことがあると思います。

「外資系企業の話でしょ?」
と思う人もいるかもしれませんが…
最近では、日本の企業の中にも、
社員の健康管理に力を入れる企業が、
増えてきているようです。

そもそも、自分自身の健康は、
会社が管理するものではなく、
自分自身で管理するものです。

日本では健康に働くことに関して、
まだ関心が薄いように感じます。
心身の健康は仕事をしていくうえで、
もっとも重要な要素なのに、です。

かくいう私自身も、
そこまできっちり管理できているか?
と言われると、自信はありません。
でも、20代の頃に比べると、
30代に入って少しはマシになりました。

自分が30歳を迎えて思ったことは、
やはり20代の頃とは違うということです。
体力、考え方、食べ物の趣向など、
徐々に変化していることを感じます。

しかし、仕事人生においては、
30代、40代は一番の働き盛りだし、
日々しっかりと働いていくためには、
どうしても健康を無視できません。

そこで、とても参考になるのが本書です。

働くコンディションの整え方が、
1冊で網羅されています。
習慣化していくことは難しいテーマも、
簡単に始める方法で紹介されています。

健康な心身を手に入れ、維持するには、
手っ取り早い方法などありません。
少しずつでもいいから、必要なことを、
どんどん取り入れることが大切です。

その理由を、本書では次のように解説しています。

『我々は、心の弱さから、何かひとつをすれば全てを解決できるという「一点集中型のメソッド」を探してしまいます。しかし、世界のトップクラスのビジネスマンたちは、基本の4分野をコツコツと「底上げ」し、そのエネルギーを仕事で爆発させています。「部分の総和は、総和以上である」ということをよくわかっているのです。健康マネジメントをひとつひとつ習得していくことは、モーターエンジンをひとつひとつ搭載していくことと同じです。ビジネスで成果を上げていくために、最新最速のマシーンをつくっていくイメージで新しい習慣を身につけていきましょう。』(P25)

食事、睡眠、運動、ストレスケア。
この4分野を1つで手っ取り早く、
網羅的に解決する方法は存在しません。

よく食べて、よく寝る。
定期的に運動とストレス管理もする。
それぞれに有効な方法について、
簡単なものを1つでもいいから、
取り入れていくことが求められます。

自分の生活を振り返ってみてください。
どの要素が欠けていますか?
まずは、振り返ってみることにより、
不足している部分を見つけてみましょう。

余談ですが、私が欠けているのは、
定期的な運動だと自覚しています。

以前は、近所にあったジムに、
定期的に通っていたのですが…
引っ越して今の家に住んでから、
それが中断してしまっています。

本書で紹介されている方法を、
1つでもまずは取り入れて、
体の調子を整えたいと思います。

さて、話を元に戻すと…
自分の生活を振り返ってみて、

健康的な食生活を送れているか?
十分な睡眠は取れているか?
定期的な運動ができているか?
ストレスを自覚できているか?

もし、どれも不足している場合は、
食事と睡眠から始めることをおすすめします。

やはり、私たちの体というのは、
よく食べて、よく寝ることにより、
作られているからです。

食習慣で大切なポイントは、
たくさんあるのですが…
基本として押さえるべきなのは、
「野菜を十分に食べること」です。

『今まで野菜を「つけたし」としか意識していない人は、まず1日の食事に使われた野菜の皿数を数えてみましょう。いかに野菜の量が少ないか、実感できるはずです。そこから、朝食に1皿、ランチに2皿、晩御飯に2皿、合計5皿と野菜を多くする食生活に変えていきます。野菜を「メインディッシュ」レベルにランクアップするのです。1ヶ月もすると、排便のリズムが整い、肌質が変わり、余分な体脂肪がなくなりはじめ、体重が適正に近づきます。きっと、野菜の力に驚くはずです。』(P71)

日本人の平均的な野菜摂取量は、
1日290グラムだそうです。
目標値は350グラムとなっており、
これががんの増加に影響していると
指摘する人もいます。

そもそも、なぜ野菜が必要なのでしょうか?
それは、次の3つの要素があるからです。

①野菜には「抗酸化成分」が含まれている
②野菜には「食物繊維」が含まれている
③野菜には「ビタミン、ミネラル」が含まれている

外食の機会が多くなると、
どうしても野菜の摂取量は減るし、
増やすには強い意識が必要です。

効果的な方法としては、
できる限り自炊をすることと、
朝食をしっかり食べること。

私自身の話で恐縮ですが、
朝はフルーツを多めに食べて、
夜は野菜中心の料理を作って、
食べるようにしています。

毎日1から作るのは大変ですが、
常備菜をいくつか作っておけば、
メインの1品とお味噌汁だけを、
作れば十分立派な食事です。

週末や時間のある夜の時間に、
いくつか作るという作業は、
慣れると全く苦ではありません。

私は食べるのが大好きなので、
食事に気をつけることは、
自然にできてしまう部分もあります。

そのおかげか、社会人になってから、
体調を崩して会社を休んだ経験は、
2回くらいしか記憶にありません。

今後も食事には気をつけていきたいな、
と本書を読んでつくづく思いました。

さて、食事と同じくらい重要なことは、
睡眠時間をしっかり確保することです。

『私たちビジネスマンは、脳を若々しく保つために、新しい刺激をもたらすことが重要です。例えば、定期的に違う人に会う、新しいことに挑戦する、などです。しかし、脳にとって変化させないことがいいこともあります。それが、「生活リズム」です。実は人間にとって、「リズムが狂う」ことが最もストレスになります。これは、海外旅行などで「時差ぼけ」を経験したことがある人ならわかるはずです。定時に寝起きすれば、体内時計が自然とリズムを整えてくれます。私たちの身体を回復させてくれるホルモンは、深い眠りの最初の3時間に集中しますが、寝起きのリズムが整っていれば、その流れに合わせてもっと効果的に分泌することができるのです。』(P159)

また私自身の話で恐縮ですが、
横浜の実家に住んでいた頃は、
4時間半睡眠で通勤していました。

それでも20代前半は問題がなくて、
特に大変だとは思いませんでしたが…
30歳の足音が聞こえてくる年齢のとき、
この生活を続けるのは難しいと思いました。

なので、都内に引っ越しをして、
職住近接の生活を始めました。
この判断は間違っていなかったと思います。

仕事で遅くなったとしても、
最低6時間は睡眠を確保できるし、
生活リズムも整えやすくなりました。

トリンプの元社長、吉越浩一郎さんは、
社長に就任することが決まったとき、
8時間睡眠を取るように決めたそうです。

そうしないと体力が続かないし、
パフォーマンスも維持できないので、
そのように決めたとか。

でも、8時間睡眠を実現するためには、
早く家に帰って夕食を済ませて、
今までより早く布団に入る必要がある。
だから残業はできなくなります。

仕事で成果を出し続けるためには、
やはり残業をしてはいけないし、
自分自身の健康を維持しないといけない。
そう語っていた吉越さんの言葉を、
本書を読んで思い出しました。

いい仕事をするには、健康な生活から。
自分の体という資本を高めたい方は、
ぜひ本書を参考にしてみてくださいね!









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「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (アスカビジネス)