地獄と極楽 | 第一印象研究所公式ブログ

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元客室乗務員、ビジネスマナー講師でもあり、
日本アンガーマネジメント協会 ファシリテーターとして
見た目と内面の両方の側面から研修や講座を開講中です。
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週末いかがお過ごしでしょう?

親類の1周忌がございまして夫の実家に
1泊2日で行って参りました。

夫は長男で本家・・・
様々な儀式や風習がございます。
(大変なこともございますが、やりがいもあります)

料理も色々あります。

例えば、おこわ料理です。↓ ↓
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先祖代々 伝承されています。
蒸している途中でお水をザバザバかけます。

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自宅にお坊さんをお呼びし、お経を読んで頂き
最後に色々勉強になるお説法をお聞きします。
(大好きな時間です)


お世話になっているお坊さんですが、
以前学校の先生をされていました。

定期的に「はちすば」というお便りを発行されていkます。

心に響いたお話でしたので本日はお裾分けさせてください。

以前にもどこかで聞いたような感じがしますが
何度聞いても好きなお話です。

お盆の精霊棚の脇に長い(おがら)→麻の皮をむいた芯の部分の
お箸が置いてあります。

これがどんなものかと言いますと
【地獄】と【極楽の】食事風景の話しです。

先ず【地獄】お箸が長すぎてつまんだ食べ物が
なかなか自分の口元まで届きません。

おまけに肘と肘とがぶつかりあって大騒ぎ、
そこいら中でケンカをしています。

まさに地獄の食事風景とも

一方、【極楽】みんなニコニコ笑顔で食事

「あなたから先にどうぞ」と自分の箸でつまんだ食べ物を
向かいにいる人に食べさせています。

「今度は、あなたね。はい、どうぞ」
こうすれば、長いお箸でも大丈夫なのです。

つまり、地獄にも極楽にも【同じ長い箸がある】
その場所が【地獄】にも【極楽】にもなるというお話です。


いかがでしょうか?

【地獄】と【極楽】とは紙一重の世界かもしれませんね。

本日も有難うございました。

第一印象研究所:ビジネスマナー講師/杉浦 永子(ながこ)