仮想現実の夜
 
・魂が行方不明になりました
 キミも死ぬのが恐いのですね
 
・気が付けば君の近くにいたりする
 単純な人例えばあなた
 
・エスカレーター式だったのに
 どこで踏み外してしまったのだろう
 
・方式にのっとるようなふりをして
 虎視眈眈とのっとる図式
 
・声援が送られるたび
 プレッシャーなぞ露知らず送る声援
 
・人生をあーだこーだと得意げに
 おちょこと語るだけの人生
 
・しかしノンフィクション風のフィクションに
 こんなにも騙されるとは 寝る
 
・ひな祭り上げられた人形たちを
 崇める仮想現実の夜