希望の私
 

・ばあちゃんが言うには

 空がゑびす顔してっから大丈夫だってさ
 

・言われるがまま一向に芽が出ない

 評価されない認められない
 

・新しい価値に気付いた人がいる

 進化が進化したの新価に
 

・古臭い夜更けに幕を引く夜明け

 そして夜明けの幕開けそして
 

・こんにちは希望の私

 さようなら私らしさのなかった私
 

・真の夏好きは遠足前日の

 あの日のように六月が好き
 

・暗闇の次のページを待っている

 二人トンネル抜けるとそこは
 

・太陽を見た もう一度見た

  月がいた 変わりなく光はあった