12月になりましたね。

朝は本格的に冷え込み、夜が長くなりました。

あっという間に日が暮れて、部屋が暗くなるのが早くて、でも木々から差し込む木漏れ日が美しいと感じたり、秋と冬の間もなかなか風情があるものです。


11月はどう過ごしましたか?

自分は、体調の波と戦いながらも林哲司さんのアニバーサリー期間を味わっていた11月でした。

林先生の色とりどりのメロディーに心を傾け、名曲を再認識したり、大変多作なこともあり、まだまだ知らない曲を新発見したり、これは嬉しい。


あまり知られていないかもしれませんが、林哲司さんはソロでのアーティスト活動もされています。

そんな自分は、どんな有名アーティストの素晴らしい歌唱よりも、林哲司さん本人の、どこか儚げで柔らかく、優しく語りかけているような歌声が好きなのです。


林哲司さんのソロアーティストとしてのデビューは1973年に遡り、まさに50年前。

「ブルージェ」という作品でデビューします。





その後、徐々に作曲家、編曲家としての活動が盛んになり、やがて日本を代表する、メロディーメイカーとして名を馳せます。

ただ、今までの名作曲家と大きく違うところは、どんな曲でもお洒落な雰囲気が漂っていること。

どこか洋楽的なメロディーに、日本人の持つ哀愁を、心地よくブレンドして、ポップスとして届けてくれる人、それが作曲家、アーティストの林哲司さんなのです。


今回は、林哲司さん本人の好きな作品を紹介します。

ぜひ寒くなってきた季節に聴いて心を暖めてください。



悲しみがいっぱい 林哲司


最近リリースされたトリビュートアルバム「サウダージ」では、なんと、オリジナルのオケに、杉山清貴さんがそのまま歌を入れてカヴァーしました。

もちろん、言うまでもなく上手い!

恐らく当時、杉山清貴としてリリースしていたら大ヒットしていたであろう名曲。


けれど、林哲司さん本人の柔らかくて愁いのある歌唱は誰にも表現できないと思えた。

林哲司さんのあたたかい歌唱をもう一度。





最後まで読んでくれてありがとうございました!

読んでくださる皆さまが一番大切です!

それではまた!


2023.12.2  Sally