早々と、夏バテの予感です。

いかがお過ごしでしょうか?


連日あついあついあつい。

思考が止まらなかったり、突然停止してしまったり、相変わらず不安定な模様です。


今、ウォークマンの調子が悪く、ラジカセ、スマホ、CDプレイヤーをフル稼働中。

当たり前だと思っていたことが、どれほどありがたいものか、痛感する日々です。


辛いニュースも極力目に入れなくないな。メンタルに、生活に影響が出てしまうから。


みなさんは体調崩されたりしておりませんか?

じめじめしていますね。くれぐれも暑さには気をつけてお過ごしください。


今日は珍しく普通のブログ。

たまにはいいかな。

涼しいテラスで聴きたい曲をじめじめした部屋で妄想してみたけれど、これは難しい。

クーラーを入れて考えます。


意外に思われるかもしれないけれど、迷ったら名ギタリスト高中正義の曲を耳に入れるのががいいと思ってしまう体質なのです。

とにかく全体的に涼しげだし、歌詞に感情を左右されないし、ロックバンドの出身でメロディーセンスも他のジャズフュージョン畑の人とは違った感性で素晴らしい。

歌モノも、楽器と一体化したような柔らかく馴染んでゆく高中さんのヴォーカルがまた癖になる。

もしかしたらシティポップに値する楽曲なのかもしれないと、今選んでいて思った。

少し騒ぎが治るといいな。あんまりみんながシティポップを求めて押し寄せると、本来持っている清涼感が失われてしまう気がするから。

何曲か紹介してゆくので、よかったらお付き合いくださいませ。



トーキョーレギー 高中正義

(セイシェルズ 1976)より

作詞:高橋ユキヒロ

作曲:高中正義



まだサディスティックス在籍中にソロデビューをした高中さん。

作詞は同じバンドメンバーの高橋幸宏さん。

ユキヒロさんのメルヘンかつロマンチストな一面がさわやかな曲を非常に魅力的に引き立て、高中さんのヴォーカルの良さも出ている名曲。

ベストアルバムなんかではこの曲から始まることも多く、高中正義の始まりと言ってもいいかもしれない。


サヨナラ…Fujiさん 高中正義

(セイシェルズ 1976)より

作詞:高橋幸宏

作曲:高中正義



同じくファーストアルバムセイシェルズからの一曲。

高中ヴォーカル曲大好きな身としては最高傑作と言っても過言でないほど素晴らしい。

イントロからまず涼しく、高中さんのウィスパーボイスがユキヒロさんの詞と共に曲と溶け合ってゆく快感。

こちらはトーキョーレギーよりもユキヒロさんの精神世界が覗ける歌詞で、これもまたいい。

高中ヴォーカル曲の特徴として、間奏のギターソロが、曲のワクワク感と中毒性を高めてくれる役割を果たしている。

隠れているのかもしれないけど、大名曲。



今頃君は…  サディスティックス

(Sadistics  1977)より

作詞:高橋ユキヒロ

作曲:高中正義




初期のユキヒロヴォーカルを聴ける貴重な一曲。

高中正義と高橋幸宏の世界観がここまで気持ちよく発揮された楽曲は他にないのではないだろうか。

黄昏時から日が暮れて、そよ風が吹いてるような時に聴いたら幸せになれそう。

歌詞にも出てくる通り、街の灯がキラキラしている風景が想像できて、聴いているだけで涼やかだ。

サディスティックスの期間を高橋幸宏さんご自身はあまりよく思っていないと聞いたが、一曲ずつ改めて聴いてみるとどれもハイクオリティーで、唯一無二の素晴らしい作品ばかり。フェイバリットにしたい曲も、自然とサディスティックスが増えていった。

今となっては伝えることは叶わないけれど、サディスティックスだった期間は、ユキヒロさんにとっめドラマー、ソングライター、メロディーメーカー、そしてヴォーカリストとしての才能を開花させるため絶対に必要な期間だったと思う。どうかそっちでは、サディスティックスの曲もいいかなぁと思っていてもらえますように。


今日は3曲。もし気に入ってもらえたら嬉しいです。

みなさんのおすすめの曲もあったらぜひコメントで教えてくださいね♪


最後まで読んでくれてありがとう。

それではまた。

気持ちが晴れになりたい時にブログで会いましょう。


2023/06/28 Sally