横断歩道設置の陳情、継続審査に | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」


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横断歩道を求める陳情の採決にあたって、25日月曜の本会議で発言しました。所属していない委員会の議案については本会議で発言ができます。facebookなどでご意見を頂いた方、ありがとうございました。結果は、「継続審査」となり9月議会に持ち越しされました。私も「継続」に賛同した上で意見を申し上げました。

まず市に対して質疑を行いました。
タクシー運転手からも、横断歩道が「ない」と危ないので設置してほしいという声があるが、そんな声が市にも届いているか、と聞きました。横断歩道が「ある」と危険、というのがこれまでの市の説明だったからです。

答弁では、そのような手紙が市長にも届いているとのことでした。しかしこのような声があることについて、これまで市の報告の中では聞いたことがありません。これまでの説明と正反対の意見が当のタクシー運転手の中にあるとすれば、再検討が必要になるのではないでしょうか。これは市への質問でしたが、建設環境委員長に対しても同様に、調査の必要性を指摘しておきました。大阪の地震のブロック塀も以前に危険が指摘されていたにも拘らず、十分に調査せず放置されていたことが問題になっています。

次に委員長に対して、意見を2つ申し上げました。
一つは、実態の把握と早期の判断です。「継続審査」は、ややもすると結論先送りに使われる懸念があるからです。一回「継続」となると次の議会まで3カ月の間が空きます。そして、いつもの府中市議会の慣習では、この間は委員会としては何もせず、役所に調査や対応を任せ、3カ月後に報告を聞く、というのがよくあるスタイルです。

この陳情は、人通りが減って深刻な影響を受けている皆さんからの切実な声ですから、真摯に取り組まなくてはいけないと思い、先の質問をあえてしました。横断歩道が「ない」と危険、とのこれまでになかった意見が俎上に上がったのだから委員会としても調査する必要がありませんか?という投げかけです。さらに、陳情者から売上げが3割くらい落ちている、との話もあったので、実態はどうなのか、これも調査する必要があるでしょう。そして陳情者の皆さんの切迫した状況を考えれば悠長にしてはいられないでしょう。横断歩道の必要・不要について次回までには結論を出すべきと申しあげました。

二つ目は、横断歩道が必要だということになれば、行政任せではなく、議会として意志を明らかにし、対応にあたるよう、委員会で検討してほしいと意見しました。市の担当者は、議会からの意見も踏まえて、繰り返し警察に働きかけをしてきました。それでも警察が首をタテに振らないという状況ですから、ここは議会の出番だと思うのです。議長名で警察署長に要望するとか、議会で決議するとか、あるいは条例化も検討してますよ、という姿勢を見せるとか、議会自らが対応にあたることが必要な場面だと思います。

ただ単に役所の尻を叩いて3カ月後にやっぱり駄目でした、と陳情者や市民に報告するだけなら、議会の存在意義を問われることになると、私は危惧します。同様の危惧は、文化センターの有料化や横田基地へのオスプレイ配備などでも感じています。議員個々人だけではなく、議会としての意志を問われる機会が今後増えていくことでしょう。

5分程度の質疑と意見表明でしたが、本会議終了後、何人かの先輩議員からご意見を頂きました。ある議員からは、「確かにタクシー運転手の中にそういう声も一部にはあるが、希望している横断歩道の位置は高架下ではない。とんかつ屋さんの前あたりならあり得るけれど、この陳情は高架下に限定しているからペケだろう」というようなご意見。陳情者は口頭では高架下に限定せず、もう少し広い範囲の中で考えてもいいと発言していましたよね、と私が申し上げましたが、文面に書いてあるから難しい、というようなご意見でした。

またある議員からは、「横断歩道がないと危険、だということはつまりは、今でも渡ってしまう人がいるんだから、それに合わせようということでしょう。でもそれは本末転倒だ。禁止されているところを渡る方が悪いんだから」と。この方はとてもまじめな方です。府中市議会の中で一番でしょう。私は、ルールというのは人の生活の実態にある程度合わせて作らなければならないと日頃から考えていますが、そういういい加減さはよろしくないという考えも世の中にはあるでしょう。有意義な議論でした。

ただその場合、悪いとは言っても、柵を乗り越えて渡って事故が起きたらどうするのでしょうか? 渡ったヤツが悪いとは言い切れないし、悪いからといって事故にあってよいわけでもありません。もし事故を事前に防ぐとしたら、やはり横断歩道を設置するか、そうでなければ柵を倍くらい高くするしかありません。でもそんな高い柵を張りめぐらせた世の中というものはいかがなものでしょう。

陳情は主に周辺商店街の皆さんからのものでしたので、今回は安全面と売上げに触れて意見を申し上げましたが、他にも生活の利便性や福祉からの側面など、考慮が必要です。せっかく結論を3カ月延ばしたのですから、建設環境委員会には実のある活動を期待します。自分としても独自に調査し、またFB等で皆さんのご意見をお伺いしたいと存じます。ぜひともご意見をお寄せください、よろしくお願い申し上げます。

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