議会に議論は不要ですか? | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」


テーマ:

 小中学校では、議会とは議論して物事を決め、法律を作るところだと習いました。先日立ち話で、ある先輩議員から議員間討議にこだわっているのは杉村くんか、と言われ、そうです、議会は「議」論する「会」ですから、と答えたら、違うよ、「議」決する「会」だ、と言われました。

 だとしたらこれから子供にはそうやって教えないといけませんね。

 皆さんはどうお考えになりますか?

 議会基本条例をつくるにあたり、ほくが重要視しているのは、議員間討議と議員立法の二点です。議員になる前、議員同士が議論するのも、議員が条例を作るのも当たり前だと思っていましたが、議会に入って見た実体は議員同士の議論がなく、議員提案の条例は府中市議会で戦後一つだけでした。

 まあかつては、中央集権で地方自治体に実質的な権限があまりなかったので、追認議会と言われるように形ばかりの議会になってしまったのもやむを得ないと思います。

 しかし、ながらく地方分権が叫ばれ地方分権一括法が施行され、地方の権限と責任は大きくなりました。またなによりも今は、実体として住民に身近な自治体が機動的に動かなければ間に合わない事柄が多くなってきた時代です。

 だからこそ住民の立場に立って議論し、決定するという議会の機能が大いに期待される時なのです。地方行政ももちろんですが、行政任せにせず、議会もその機能を存分に発揮し役割を果たすことが必要です。

 ‎つまり、議員間討議・議員立法を通じて、議会の特徴である多様性を生かし、また物事の決定過程をオープンにすることが、議会の機能であり、これによって住民参加を促進し、住民の意思を市政に反映するのが議会の役割であるのです。

 議会基本条例は単なる手続を定める規則と違い、議会の役割や理念を明らかにしようというものです。ですから、議員間討議と議員立法の二つが盛り込まれない議会基本条例なら意味がない、とぼくは思っています。多摩地区の先行9市では全ての市でこれを盛り込んでいます。ブランドやアクセサリーのような議会基本条例をパフォーマンスで作っても意味がありません。

 先日市民から出された、議員同士の議論を求める陳情が自民・公明・市民フォによって不採択とされました。議会改革検討委員会の議論でも、議員間討議の文言がわざわざ削除されている状況です。何も言わずにいると盛り込まれずに成立してしまう流れなので、ここが正念場と考えしっかりと議論していきたいと思います。

府中の元気さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス