幻想郷の住人。 六話 『みんなで紅魔館に遊びに来た 後編その一』 | -Rain-

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文「紅魔館に到着しました。そして後ろにいるのが紅魔館の門番、紅美鈴です」


美「・・・zzz」


霊「相変わらず門番の仕事サボってるわね」


魔「咲夜に言ってやろうか」


歌「門番なのに・・・」


文「普段はこのように大人しいのですが、自慢の憲法が少しでも避難されると

    『お前は、中国武術をナメたっ!』などと行って襲いかかる凶暴な一面を持っています。

   どうやらこの様子、まるで起きる気配がありません このまま中へ入ることにしましょう」


魔「記事はどうするんだ?」


文「美鈴さんの記事は適当に書きます。さあ、写真を取って次へ行きましょう」


霊・歌「(あれ、予想はしてたけどもしかして今回私の出る幕無いの? )」


文「さあみなさん行きましょう」


魔「おう」


歌「なんだろう今とても帰りたい気分」


霊「帰りたいけどお賽銭の為・・・!」





☆                       ☆                    ☆






文「さて、いよいよ紅魔館に潜入することができました。

    そして今目の前にいるのが、紅魔館のメイド長、十六夜咲夜です」


咲「まったく、美鈴たらまた寝ているのね

    はあ・・・、まだやらなきゃならない事が沢山あるのに、どうしてこう面倒事が増えるのかしら」


魔「いつも忙しそうだな咲夜」


咲「とにかく、そのまま帰るならよし。どうしても通るというのなら、見たことない人も、

    ・・・明日の食卓に並ぶことになるわよ」


文「あやややや、面倒なことになりましたね。しかし皆さん!

    私にはまだ切り札が残っているのです

    咲夜さん、貴方にいいプレゼントがあります」


咲「いいプレゼント?」


文「・・・どうですこれ、綺麗に撮れてるでしょう

     スカーレットデビルのコスプレ写真なんだぜ これ

     前回訪れた時特別に撮らせていただいた写真なんです

     黙ってここを通していただけるのならお譲りしてもいいのですがねぇ」


咲「ふんっ・・・この私を買収するつもり?甘く見られたものね。

     こんな写真、一枚二枚ではどうにもならないわ」


文「では五枚ならどうでs・・・」


咲「ようこそ紅魔館へ」


文「どうもお勤めご苦労様です。あ、ついでに写真を一枚」


咲「え?」



パシャ。




文「さて次へ行きましょう」


歌「ちょっと文さん、その写真ほんとにそれでいいんですか?

    さっきの顔完璧な乙顔でしたよね」


魔「だな、しかもさっきの、いかにも三流新聞記者がやりそうな事だよな」


霊「よくそんなので新聞記者が務まったわね」


文「読者数が増えればそれでいいんですよ。

    ちょっと魔理沙さん三流ってどういうことですか三流って あとで少し外でお話しましょうか」


魔「冗談だって」


文「・・・では、この先にあるのが紅魔館名物、大図書館です。

     その中には、動かない大図書館の二つ名で呼ばれる、

     パチュリー・ノーレッジがいます それではみなさん行きましょう」


霊「・・・帰りたい」





☆                     ☆                     ☆






文「大図書館に潜入しました。大量の本が所狭しと並べられております

     地震が起きたら大変そうですね 

     里の妖怪の間では、ここの本が妖怪化して襲ってくるという噂がながれていて、

     襲われた人間は皆『64ページ 五の倍数』という不思議なメッセージを残しています

     これは興味深いですね」


魔「なあ文、あっちでいい魔道書を見つけたんだが、取ってきていいか?」


歌「あ、わたしもいろいろ見てきたいので」


文「おや、そうですか。では私は先に取材を終わらせてきます

      では後ほど」


霊「・・・」


魔「じゃあまた後でな   ん?どうした霊夢 具合悪いのか?

     私に何でも話してみろ」


霊「あああああウザってんだよお前らああ!!」


歌「霊夢さん流石に大きな声を出すのは・・・」


霊「お前らが紅魔館行くって言って仕方なく付いてきたのに何!?暇過ぎてたまらないわ!

     それに文、紅魔館に行く前にお賽銭入れていきなさいよ!

     どうせまた逃げるんでしょ!」


魔「おい魔理沙何処いくんだよ」


霊「帰る」


魔「おいおいここまで来て帰るのか?せっかくだから最後までいようぜ?」


歌「そうですよ。私も暇なのに霊夢さんだけ帰るのはずるいです」


霊「嫌よ 私帰ってやらなきゃいけないことがあるのよ」


魔「貧乏巫女にやることなんてないだろ

      どうせ日中ゴロゴロしてんだからさ」


霊「魔理沙」


魔「なに?」


霊「爆ぜろ」


魔「バラバラに引き裂かれたいのか?」


霊「え?なにやるの?」


魔「んん?やんのか?」


歌「二人共喧嘩は・・・」


霊「は?魔理沙なんか私の足元にも及ばない雑魚なんだから喧嘩売ったこと後悔するわよ」


魔「あ?雑魚はお前だろこのパチ巫女が」


歌「あの・・・、お、お前ら・・・」


霊「誰がパチ巫女ですって? 

    あんたほんとにガキね そんなんだからチルノたちになつかれるのよ」


魔「貧乏神になつかれる誰かさんよりはましだろ」


霊「ハァ?」


魔「ん?」


歌「あのう・・・、みなさんブチ殺されたいんですか?」


霊・魔「え?」














はい、ホントはこのお話で終わるはずなんですが、文字数の関係上、


ちょうどいいところで終わらせていただきました すみません




そして、とあるアメンバーさんからの提案(?)により、


『歌留蘭ちゃんが本気で怒ったらどうなるのか』に挑戦してみました





歌留蘭ちゃんの言動力はもしかすると射命丸文に勝るのかもしれませんね~




そして今回はキャラ崩壊がひどかったような気がします




次回はカルラちゃんのガチ切れシーンが初めにやってきます!


それでは次回お楽しみに*







よければ一日一回下をくりっく↓