Evaのメンバーとともに、望月環境大臣に陳情に上がりました。
一昨年、昨年に連続した業者による犬の大量遺棄事件を受けて
大臣が自らコメントを出されたことは記憶に新しいです。
この遺棄事件の背景にあるペット生産・流通の問題について
今回、私たちは、この問題の改善策の具体的な提言をさせていただきました。
また、犬猫の殺処分の問題についてもお話しさせていただきました。
殺処分数がじょじょに減ってきているので、問題は良い方向に向かっていると、
大臣は認識されていたようです。
しかし、殺処分数の減少は、
あくまでも民間の愛護団体や活動家のサポートによるものであり
その背景には、活動家の多くの苦労と身をけずるような負担があり
問題の根幹が改善されているわけではないことをお話しさせていただきました。
現状のやり方では、なんの対策にもなっておらず
飼い主のモラルやボランティアにゆだねているだけに過ぎないということを説明いたしました。
そして、１２万８千頭に減少した殺処分数には、
生産・流通の過程に失われた命と
在庫処分によって業者が奪った命は
カウントされていないことを説明させていただきました。
ですから、「殺処分ゼロ！」と、数字を追いかけているだけでは、
根本的な改善にはならないこと説明いたしました。
改善しつつあったわけではなく、
このように根深い問題が存在しているとは…と望月大臣は驚かれていました。
そして、問題の全貌と深刻さを理解してくださいました。
また、子犬や子猫の生体展示販売には、このように非人道的な蛮行が伴うため
オリンピック・パラリンピックまでに、
生体展示販売を淘汰させなければならないこともご理解いただけました。
私たちの提言を受けて、
心底なんとかしなければならないと感じてくださったようです。
今回の陳情に私たちは大きな手応えを感じています。
しかし、皆さんご存じのように、
この問題は一筋縄ではいかない抵抗力が存在します。
その上で、今後、
どれだけ実効性のあるルールや規制の確立がなされていくか
私たちは、望月大臣に大きな期待を寄せています。
これからもEvaは、日本の動物福祉の向上のために
力強く訴えてまいりますので、
皆さんもどうか、
共に声をあげていただけますよう、よろしくお願いいたします。
お忙しい中、ご同行いただきました岩屋たけし衆議院議員、
真剣に耳を傾けてくださった望月義夫環境大臣に
心よりお礼申し上げます。
EvaFacebookにて写真も公開していますので、ご覧ください
https://www.facebook.com/everyanimal.eva
さて、皆さんも一緒に声を上げていただくためにスタートしました
「動物たちにやさしい世界を」プロジェクト
グラウンドファンディングで現在集まった金額は
2,482,000円
１３６人のサポーターの方にご支援いただいております。
達成率は６２％
残り４０日です。
よりクオリティの高い意義ある啓発運動にするため
皆さんのご協力をお願いいたします
gooddoでクリックによる応援もよろしくお願いいたします
http://gooddo.jp/gd/group/eva/