本日から、
ユーロスペースで公開されている
ドキュメンタリー映画
『犬と猫と人間と』！
飯田基晴監督の
舞台挨拶を見に伺いました。
監督自身、
街の猫を世話している、
おばあさんからの
映画製作の依頼があるまで、
動物愛護の問題には無知だったので、
手探りでの製作だったようです。
四年の制作期間で、
その理解と知識を
深めていかれたようです。
映画の中で、
動物たちに出会う旅に
同行してもらえたら…と、
そんなふうにおっしゃっていました。
幸せに暮らす犬猫から
不幸な犬猫、
懸命に生きている犬猫の姿、
それを支える人々の思いが、
心に突き刺さります。
でも、つらいばかりじゃない、
時には微笑ましいエピソードや
映像から、心が和らぎ、
自分たちにも
何かできることがあるんじゃないか、
と希望を持って頂ける作品に
なっていると思います、
と飯田監督。
小さな製作会社で
作られた映画ですから、
宣伝費も大してないけど、
この映画に感銘を受けた人たち、
一人一人の応援によって支えられていると、
監督が感謝の言葉を述べられました。
この映画を宣伝していく中で、
聞こえてくるのは、
「動物が好きだから可哀想で見られない」
という、目を背ける声が
多かったことらしいです。
私も常々、
この活動を通して、
また今回の映画についても
お話させて頂くと、第一声は
そのような声が多いのは確かです。
動物愛護の問題は、
あらゆるマスメディアに取り上げられ、
話題にはなるけど、
視聴率が取れないという現実があるようです。
可哀想だからと
目を背けるのではなく、
好きだからこそ、
しっかり直視するのが
私たち人間の責任と、愛だと思います。
道端で死にそうになっている人、
理不尽な出来事に遭遇して
困っている人がいたら、
なんとかして助けようと思うはずです。
それと同じですよね。
知らん顔して通り過ぎる、
そんなことしたくないですよね。
そして、好き嫌いに関係なく、
命の尊厳という問題意識で、
私たち日本人の、
社会全体の問題であることを
認識しなければならないと思います。
皆さんのブログにも
映画紹介して下さったり、
応援して頂いて、
ありがとうございます！
今日初日の一回目、
二回目の上映も満席で、
なんだか自分のことのように嬉しかったです
これからも応援させて頂きたいです。
レコメンドカードというのがあるのですが、
来場者全員に配布されます。
映画の感想やオススメコメントを
書き込んだカードをお持ちの方は、
次回来場時に、
当日料金より、一般300円、
大学・専門学校生200円引きにて、
入場できます。
劇場によっては
使用できない場合もあるようですが。
是非、ご覧になって、
その感想や現実を、
一人でも多くの方に広めて下さい
『犬と猫と人間と』
http://www.inunekoningen.com/
渋谷ユーロスペース
Tel : 03-3461-0211
上映時刻
11:10/13:40/16:10/18:40
全国順次公開予定