【過去世シリーズ】
まずはこちらから。
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今回が最終話⑤です。
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⑤【来世の会議】エピローグ
この世のその後を眺める~
戦は一週間とかからずに都が勝利し、
疎開した人たちも、
続々と村に帰ってきました。
敵国はえげつない追撃を受けて降伏し、
莫大な損害賠償請求で衰退していきました。
カケルさんの道具屋~
じいさん 酒の跡を見て察した
「…逃げろと言っただろうが」
嫁子供
「うわああん!」
カケル…
嫁は優しくしがいがあって、
面白可愛くて、好きだった。
娘が生まれたときは、
これで嫁も寂しくないなと嬉しかったし、
次に男の子が生まれて、
じいさんにも恩返しが出来て、
自分の役目を果たせた気がしてたんだ。
だから、最後は、
他の誰かの為とかが残らないような、
終わり方がしたかった。
ケーンさんの叔母さん~
叔母さん←1歳半から一人で育ててた
「私の息子は最後までバカだったんだねぇ…!」
「他人の心配より、私に親孝行しておくれよ!」
「ママだと言っておくれよ!」
ケーン…
俺は、叔母さんに、
そのまんまでいて欲しかった。
弱さを認めてあげるよりも、
もっと良い恩返しがあった気がしてて。
贅沢言って出来ない事を盾にしたまま、
中途半端で終わっちゃったけど、
叔母さんが何者であっても、
同じように大切に思うよ。
サンちゃんの焼けた教会~
関係者たち
「床下から子供たちの死体が出たぞ!」
「こりゃ酷ぇな…」
「1人残らずなんて面目が立たんぞ」
司教
「どうか、この子らをお許しください!」
「この教会は幼い魂の揺りかごとなりましょう!」
「再建と存続を都に嘆願して参ります!!」
サン…
多少は迷惑をかけたし、
不格好にはなったけど、
この教会を守るっていう約束は果たせた。
いつか世の中が平和になっても、
この教会は誰かの役に立ったらいい。
卒業してった友人たちと同じように、
俺もいつかまた、
そうとは知らずに訪れるよ。
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【次の人生の計画会(個別)】
カケル
「今度は色々作ってみたい」
「頭も良いから皆にも付いていけるし」
「あと、酒は飲みたい」
高次元
『作るものは、何でもいい?』
カケル
「皆の作りたいものを手伝うよ」
「お金にはなった方がいいな」
~~
ケーン
「世界が見てみたい!」
「でも、初めはアメリカに生まれたい!」
高次元
『それだと計画が合わないから、』
『途中で違う国に飛ばされるけど、』
『それでもいい?』
ケーン
「そうなんだ…。けど、途中からでしょ?」
「それならいいよ!」
~~
サンポール君うらやま
「歌うまになりたい!」
高次元
『有名になる?』
サン
「(~自主規制~)…って感じかな!」
「あと、皆にも付いていけるのがいい!」
~~
高次元
『前世から引き継ぐものは?』
3人共通丸被り
「来世は、前回の、続きからね!」
ーーおわりーー
あとがき。
「来世は前回の続きから」
この状態↑は、
私が見てきた色々な人の計画会に、
ホントによく出るお話で、
私自身も僧侶の過去世の続きとして、
今世を作りました。
職業ではなく魂の選んだ『宿題』を引き継ぎました。
なので、
彼らの計画の全容までは見てません。
今回のお話とリンクする情報のみ、
続きとして教えて貰えました。
転生はおそらく、
立ち位置(主観)のシャッフルに過ぎないので、
過去世の知り合いが、
今世での誰かであること、
この世でNEWキャラと出会うことで、
新しい縁を得ていることから、
私が思うに、
・登場人物に心当たりがある
・深い納得を体感する
・悩みが解決する
・理屈ではないこだわりの解消が起こる
こういった部分が、
過去世の『良い情報』だと思っています。
あと、今の自分の、
「コレをやってみたい」は、
ガチで来世の自分に引き継がれます。
だから、過去世を思い出すと、
今世の目的が判明するんです。
無い物ねだりで未来を先取りしたがるより、
前回の望みが叶った自分を楽しむこと。
それも大切なお役目です。
過去世シリーズはまた、
私自身の話も書きたいと思います。
大体子供で死んでるから書きやすいし。
最後になりましたが、
これからも、
のご活躍と挑戦を、
応援しています。
有難うございました
おわり(∩∀・*)