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掛下着の着付けで聞いた
豆知識
掛下着の時には、
筥迫
末広
懐剣
を身につけます
全体の雰囲気
白の写真もあったんですが
かなり分かりにくい為
ピンクのかわいいのに!!
かいけんを知らなかった私
その昔、花嫁さんが
お嫁に嫁ぐ時に、
嫁いだ後、どんな事があろうとも
嫁いだからには実家に帰らず
着物に差した剣で
自害する覚悟であります
と言う由来があり
今は本物の剣ではないですが
懐剣と言うものを身につけるそうです
…今の時代
すぐ実家に帰っちゃうだろうし
結婚願望まったくないですが
なんかすげえ~とか
思ってしまいました
いろいろ気になって
調べた結果…
他にも由来はあって
まずは 筥迫【写真中央】 はこせこ、と読みます。
胸元にちらりとのぞく、あれです。
江戸時代に武家の婦人らが用いた紙入れ。
今で言うポケットティッシュケースのようなものかと。
みだしなみ品の一つですね。
実用的な意味での嫁入り道具の一つだったものが、
今でも花嫁衣裳の装飾となっているのです。
次に 末広【写真左】 すえひろ、と読みます。扇ですね。
裾に向かって広がってゆく形が縁起が良いとされ、こう呼ばれます。
行く末に幸多かれ、との願いが込められているわけなんです。
洋装のブーケの美しさとは一味違う和装の魅力なんだと思えたりもして。
そして 最後に 懐剣【写真右】 かいけん、と読みます。
剣は神が宿るものとして古来より神聖視されてきました。
つまり魔除けですね。また、武家の女性は非常時に備えて、
常に短刀を身につけていたわけです。新たな人生へと旅立つ花嫁様を、
様々な災いから守ってくれるお守りとして持ちます。
全体の写真でお分かるように、
胸元で一番目立つ花形の飾り結び、あれはこの懐剣に付いている装飾なのですよ!!
その他、引き振袖には帯の上からしごきをするりと垂らし、一層の華やかさが添えられますね!!
なんか もっと勉強したくなりました☆
先週は風邪でダウンしていた為
久々のお稽古
今回は
掛下着と掛下帯と抱え帯
今までの着せつけ方と
違うので
途中テンパって
訳わかんなくなってました(笑)
まずは復習からで
いつもドールに
着せているんだけど
ご挨拶の所から
実際のお客様に着せる練習
先生に普通の留袖を着せました
やっぱり実際にやるのは
難しい…
紐はすぐ緩んでしまうし
力加減がわからない
出来たと思って
前を向いたら
襟のところがぐちゃぐちゃ
反省をしながら
手直しをしてもらい
くたくた…(笑)
その後、
掛下着の着せつけ
先生のレクチャーを
みた後に自分でトライ
後ろ姿
掛下着の着物ではなく
先生に着付けた留袖で
帯結びは文庫で
打ち掛けを着せた時に
ランドセルみたいにならないように
半円を描くように
ピンチで止めました
写真をぶろぐに載せると
いったら
今回はちゃんとした
着物でしてないから
やめて~と言われましたが
勝手にのせちゃいました(笑)